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近年は急な大雪のため、普段雪かきになじみがない地域でも、雪かきが必要な場面に遭遇して慌てたこともあるのでは?そんな時に備え、どんな道具や服装がおすすめかを解説します!専用の道具があるとないとでは、雪かきの効率は大違い。もちろん、積雪があたりまえの地域にお住いの方も必見です!
雪かきとは? 出典:写真AC
そもそも雪かきとは、降り積もった雪を生活に支障をきたさないよう、処理することをいいます。「除雪」という言葉を使われる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに英語では雪かきのことを「Shoveling snow」と言います。残念ながら「雪かき」という名詞はなく、「Shoveling」と「Snow」を掛け合わせた言葉になります。日本では「雪かきしておいてね」と「雪かき」がすでに名詞化されていますが、英語圏では「Make sure to shovel the snow」で「雪かきするのを忘れずに」と間接的に伝えることになります。生活との密接具合によって言葉が違ってくるのはおもしろいですよね。
雪かきをするときの注意点 出典:写真AC
雪は想像以上に重いので、雪かきをするとどうしても腕や足腰など、身体に負担がかかってしまいます。さらに、しゃがんだり立ったりを繰り返し行うので、貧血を起こしてしまうことも。そんなトラブルを防ぐためにも、雪かき前や雪かき中に注意しなければならないことを紹介します。
雪かきをする前に 出典:写真AC
体が温まっていない状態で雪かきを始めると、ケガをしてしまったり、貧血で倒れてしまうことがあります。予防には、しっかりとした準備体操が必要です。ラジオ体操などでもいいですし、屈伸などで手足を伸ばしたり、自分なりに体を温めるストレッチをしてもいいでしょう。
雪かきをするとき 雪には、ふわふわした雪とシャバシャバした雪があります。降ったばかりのふわふわした雪は、軽くて雪かきしやすいですが量が多いです。一方、シャバシャバした雪は水分を含んでいるので重く、雪かきしにくいです。そこで、雪の種類に合ったスコップの準備が重要になってきます。やみくもに雪かきをしてもただ疲れるだけですし、雪かきの意味もなくなってしまうので注意しましょう。
おすすめな雪かきスコップや雪かきアイテムを紹介! 出典:写真AC
雪かき用に、どんな道具を選ぶべきなのかよくわからないという人もいますよね。雪かきスコップは、雪をすくって片づけるシャベルタイプと、雪を押して除けるダンプタイプのふたつに大きく分けられます。女性にも扱いやすい軽いものや、たくさんの量を一気に片づけられる大型のものまで、雪の種類や使う人に合わせて選びましょう。
1.キャプテンスタッグ 除雪 雪かき スノーブラシ STDM-9264 車の窓ガラスや少し雪が積もっているところなどに使うと便利なブラシです。少しでも雪が降る地域に住んでいる人なら、一家に1個は欲しい商品です。
ITEM
キャプテンスタッグ 雪かき スノーブラシ STDM-9264
▼価格:900円前後 ▼重量:380g
車の雪下ろしには必須。ホームセンターは品薄で手に入らずこちらで購入 出典:楽天市場 2.朱鷺(トキ TOKI)アルミ角スコップ> アルミ製で頑丈!ジャバジャバした重たい雪に最適なスコップです。凍りかけた硬い雪も、思い切りたたき割ることができます。小回りが利くので女性でも扱いやすいですよ。
ITEM
朱鷺(トキ TOKI) アルミ角スコップ
▼価格:1,500円前後 ▼重量:1.26㎏
軽くて、価格の割には丈夫そうで問題なしです。買ったとたんに雪が降らず、まだ使用してません。来年活躍してくれること期待してます。 出典:楽天市場 3.伸縮式携帯スノースコップ 持ち手の先を変えれば、スコップとしてブラシとしても使うことができる組み立て式の商品です。これならブラシを別に購入しなくても一石二鳥!車に載せておけば、突然の雪でも安心のアイテムです。
ITEM
伸縮式携帯スノースコップ
▼価格:2,500円前後 ▼重量:500g
先日、今冬初めて雪が積もり、昨冬雪対策していなくてえらい目にあったので急いで購入しました。1~2日ですぐ届いて助かりました。 車載用が欲しくてコンパクトに収納できる軽いものを探してましたが、実物はめちゃくちゃ軽かったです。どれくらい耐久性があるか若干心配ですが、大きい重たいアルミスコップは荷物になるし、お値段的にも壊れてもまた買えばいいかなくらいで、ちょうどいいかと自分的には納得です。 ただ、組み立てる時に気を付けないと連結ボタンが奥にはまります。 出典:楽天市場 4.ベルソス 雪かき スコップ 押SNOWさん ワイドシャベル GS01 押すだけ簡単に雪かきを一気にすることができる、ふわふわの雪に向いているスコップ。先端の金属が、硬くなった雪を剥がすのに便利です。車輪がついているので女性でも押しやすく、運びやすいアイテムです。
ITEM
雪かき スコップ 押SNOWさん ワイドシャベル
▼価格:5,000円前後 ▼重量:3.56㎏
普通のダンプだと重くて押せないので、キャスター付きなら女の私でも雪運びができるかもしれないと思って購入しました。 出典:楽天市場 5.コンパル ダブル・プースコ シンプルでコンパクトなのでとても持ちやすく、収納しやすいので1つあっても困ることはありません。雪を押すだけで雪かきできちゃうおすすめの商品です。少しの量の雪かきでも活躍してくれます。
ITEM
コンパル ダブル・プースコ 雪かき
▼価格:1,400円前後 ▼重量:789g
購入後、雪が降らないのでまだ使用していませんが、思ったより見た目小さいです。 ダブルの文字でイメージが膨らみ過ぎたよう。 柄の長さも短めで、全体小さい印象でした。 出典:楽天市場 6.Astage(アステージ) 雪かき用 ポリカラッセル ポリカーボネートという素材を使用しているのでとっても丈夫!シャバシャバの重たい雪でも持ち上げられます。
ITEM
Astage(アステージ) 雪かき用 ポリカーボネート製 ポリカラッセル
▼価格:4,500円前後 ▼重量 998g
会社の駐車場の雪かき用に購入しました。軽くて丈夫です。今まではスコップでやってたのですが、これでだいぶ楽になりました。雪国ではどうかわからないけれど、都内の積雪ならこれで充分です。 出典:Amazon 7.メルテック スノースコップ スノップ 3段伸縮式 どんな場所でも使うことができ、車で持ち運びも簡単な3段伸縮式のスコップです。耐久と耐寒を備えているのでタフな利用ができます。
ITEM
メルテック スノースコップ スノップ 3段伸縮式
▼価格:2,000円前後 ▼重量 558g
8.アイリスオーヤマ 雪かき スコップ ポリカブレード ダンプE ダンプ式の大きなスコップなので、一気に大量の雪を除けることができます。パワフルで、ジャバジャバした雪にも向いています。
ITEM
アイリスオーヤマ ポリカブレードダンプ ダンプ
▼価格:3,500円前後 ▼重量:4.5㎏
注文後、早く届いて除雪に大変助かりました。大きさも手頃で、頑丈な割りにとても軽く、使いがってが良かったです。 出典:楽天市場 9.ビーカム 折りたたみ式スノーダンプ 持ち手部分が折り畳めるダンプタイプのスコップ。コンパクトに収納でき、車にも積み込めてとてもいいですね。
ITEM
折りたたみ式スノーダンプ
▼価格:4,000円前後 ▼重量:5㎏
10.DUTY JAPAN 雪かきショベル 重量は10kgと重いですが、キャスター付きなので移動はスムーズ。持ち手の角度を変えれば、腰への負担が減らせます。これ一つで面倒な雪かきも楽々です。
ITEM
キャスター付 手押し雪かきショベル スコップ
▼価格:9,500円前後 ▼重量:10㎏
製品は組み立てる必要がありますが、快適に除雪できます。 ゴムタイヤの効果は絶大です。 組み立ての際、ボルトが穴に入りにくくなっていました。 塗料の厚みのせいです。 やすりなどで穴を面取りしてあげればすんなり入ります。 出典:楽天市場 雪かきをするときの服装は? 出典:写真AC
雪かきをするときは、服装にも気をつけなくてはなりません。特に重要なのは動きやすさ。動きにくくては雪かきを思うようにできなかったりケガをしてしまったりすることがあります。さらにアウターは、撥水加工されているものを選べば雪が染みてきませんし、防寒対策にもなります。スキーウェアや撥水加工のされたウインドブレーカーなどが最適です。
雪かきのあとは汗をかいていることも多いので、家に入ったらすぐに乾いた服に着替え、カゼを防ぎましょう。
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雪かきにはダイエット効果がある? 出典:写真AC
雪かきをしたことがないという人によく聞かれることがあります。それは「雪かきをすれば痩せるの?」ということです。私は北国出身者なので毎年雪かきをしており、私自身痩せた経験もあります。実際、雪かきするとどのくらいのカロリーを消費できるのでしょうか。
雪かきをしたときの消費カロリー 体重52キロの女性が雪かきを30分行なうと、約134キロカロリーを消費できるようです。雪かきは30分以上かかる場合がほとんどなので、1時間ならさらに倍の約268キロカロリーを消費できます。
消費カロリーからみる痩せ具合 一方、体重を1キロ落とすのには約7,000キロカロリーの消費が必要になるとされます。毎日1時間雪かきをしている場合、約268キロカロリーの消費なので、それを1か月続ければ雪かきだけで1キロ体重を落とすことができる計算になります(あくまで計算上は…です)。体重を落とせるだけでなく、体力をつけられるので、一石二鳥ですね!
雪かきには事前準備が大切!適切なスコップ選びを 出典:写真AC
雪かきは事前準備が不足していると、ケガをしてしまったりうまくかけなかったりすることがあります。そこで、雪かきをする前の服装の確認や、雪かき用のスコップ選びなどが大切になるのです。準備体操や時間次第ではダイエット効果もありますし、慣れれば短時間で終わらせることもできるので、辛い作業とは思わずにぜひ実践してみてください。
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紹介されたアイテム キャプテンスタッグ 雪かき スノーブラシ STDM-9264
¥950 税込
朱鷺(トキ TOKI) アルミ角スコップ
¥16,191 税込
雪かき スコップ 押SNOWさん ワイドシャベル
¥5,200 税込
コンパル ダブル・プースコ 雪かき
¥1,404 税込
Astage(アステージ) 雪かき用 ポリカーボネート製 ポリカラッセル
¥4,505 税込
メルテック スノースコップ スノップ 3段伸縮式
¥2,139 税込
アイリスオーヤマ ポリカブレードダンプ ダンプ
¥3,480 税込
キャスター付 手押し雪かきショベル スコップ
¥9,800 税込