“日本最濃”ほうれん草80%の特濃カレーを開発!廃棄野菜の活用でSDGs推進

株式会社アグレスが、自社で廃棄されるほうれん草を活用した、ほうれん草を日本で最も多く使った特濃カレー 「野辺山ほうれん草カレーペースト」を開発。先行販売のクラウドファンディングも開始し、廃棄野菜活用のムーブメントを育てています。


野辺山ほうれん草カレー

出典:株式会社アグレス
ほうれん草生産量トップクラスを誇る株式会社アグレスは、自社で廃棄されるほうれん草を活用した「野辺山ほうれん草カレーペースト」を開発。1瓶250ミリリットル当たり200グラムのほうれん草使用は「日本最濃」(同社調べ)です。

アグレスでは1日に2トンのほうれん草を出荷し、その際に1トンの廃棄が生じているそうです。しかし、廃棄野菜の多くは葉が少し折れた程度のため、おいしく食べられます。アグレスは、今回のカレーペースト開発をはずみに、持続可能な経済活動として廃棄野菜を有効活用し、フードロスを減らし、多くの廃棄野菜を生み出している農業分野にも廃棄野菜の活用を提唱していきたいと考えています。

廃棄野菜の活用でフードロス解消

アグレスのほうれん草畑
出典:株式会社アグレス

「食品ロス」に含まれない廃棄野菜

食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間643万トンと推計されており、日本の人口1人当たりの食品ロス量は年間約51キログラムといわれています。ですが、実は「食品ロス」に廃棄野菜は含まれていません。
農林水産省の発表では、平成29年産の野菜の収穫量が約1,334万トンに対し、出荷量は約1,141万トン。約200万トンの野菜が規格外とされ、廃棄または自家消費されているのです。

葉物野菜は廃棄が多く、再利用も進んでいない

葉物野菜は扱いが難しい野菜。ほうれん草は出荷時の重量が基準で、かさ増しとなるため水洗いできません。また、水分が付いていると、非常に傷みやすくなってしまうそうです。そのため、少し汚れているだけで、そのほうれん草は廃棄になります。

アグレスは1日に2トンのほうれん草を出荷し、その際、1トンの廃棄が出ていますが、少し汚れていたり、葉が折れていたり、ちょっと黄色いだけなのがほとんどで、廃棄のうち70〜80%が食べられるそうです。
アグレスが年間に生み出す可食廃棄野菜は、1日当たり0.7トン×出荷日数180日=年間126トン。アグレスは、今回のカレーペースト開発を皮切りにフードロス対策へ取り組み、「廃棄野菜」というフードロス問題の存在をもっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。

ほうれん草80%の本格スパイスカレーを開発

「野辺山ほうれん草カレーペースト」3つのこだわり

野辺山ほうれん草 カレーペースト
出典:株式会社アグレス
「野辺山ほうれん草カレーペースト」は、普段なら捨てられてしまう、ほうれん草の廃棄部分をより多く食用とするべく、通常の加工食品ではありえないほど、たくさんのほうれん草を贅沢に使われています。ほうれん草80%で余計な化学調味料は入れず、ヘルシーかつ、コリアンダー、生姜、クミン、カスリメティ、バジル、カルダモン、青唐辛子といったスパイスを使い、ゼロから作ったレシピでお店を超える味を実現しています。

1. 1瓶250ミリリットル当たり200グラムものほうれん草を使用
2. 水をいっさい加えず、野菜の水分だけで調理
3. 野菜のほかは調味料・香辛料のみを使用

「野辺山ほうれん草カレーペースト」商品概要

・商品名:「野辺山ほうれん草カレーペースト」
・内容量:250ミリリットル
・価格:880円
・原材料:ほうれん草、ソテードオニオン、その他調味料・香辛料

先行販売のクラウドファンディングも開始!廃棄野菜活用のムーブメントを育てる

「野辺山ほうれん草カレーペースト」は、クラウドファンディングサイト上で先行販売を開始します。売り上げたお金は、廃棄野菜を活用した新たな商品の開発投資に活用されます。
さらに、クラウドファンディングで応援してくれた方々とのオンラインイベント開催も企画されています。このイベントも1回限りではなく、継続的に廃棄野菜の活用を進めていくムーブメントに育て上げていきたいと考えられています。
クラウドファンング ディサイト

株式会社アグレス
フロンティアスピリットを掲げ、アグレッシブに取り組む農家集団。株式会社アグレスは「日本農業を革新する」という理念を掲げています。
https://www.agres-nobeyama.net/

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