おしゃれで実用的な温度計おすすめ11選！

 植物の冬枯れ防止に温度チェック

寒い季節になってきました。人間ももちろん植物だって冬は寒いです。植物によっては冬の寒さに耐えられず枯れてしまうものも。外で大丈夫なのか？温室に入れた方がいいのか？室内に入れた方がいいのか？そんな判断をするためには、各場所の温度を知らなければなりません。

温度を測るといえば温度計。単に温度を測るものから、地面の温度を測る専用のもの、最低最高温度を記録してくれるもの、ワイヤレスで離れた場所で確認できるもの、測りたいものに触らないで測れる非接触のものなど様々なタイプがあります。今回はグリーン好きにおススメしたいおしゃれ温度計から、実用に便利な機能が付いた温度計まで、おすすめの温度計を紹介します。また、精度や原理など気になる温度計の仕組みも種類別に解説。好みの温度計を見つけてください！

室内用のおしゃれな温湿度計おすすめ4選

観葉植物や、鉢植えの冬越し。失敗して枯らしてしまったら悲しいですよね。室内に入れたから大丈夫、なんて油断は大敵。温度を測って適切な場所・適切な温度に調整してあげましょう。また、保温した室内で気になるのは湿度。室内で使える、インテリアとしてもおしゃれな温度計・温湿度計をセレクトしました。

温かみのある木製デジタル温度計。人気の置き型。

観葉植物のそばにおいてもなじむ木の温度・湿度計。デジタルなのに温かみのあるデザインはリビングや寝室にもぴったりです。

 色でお知らせ。かわいい葉っぱの温度計

葉っぱの色で温度を教えてくれるちょっと変わった温度計。グリーン好きにはたまらないですね。

インテリアとしても、北欧デザインの壁掛け温度計・湿度計

北欧デザインのスタイリッシュな温度計。同じデザインで湿度計や時計もあるので、揃えて飾るのもいいですね。

スマホアプリで外でも確認 wifi接続できる温度計。湿度・光・CO2も

「外から部屋の温度を確認したい」「気温の変化がどうなってるのか見たい」「スマホのアプリからみたい」などの声にこたえてくれる環境計。湿度や光、CO2まで測ってくれるので、植物も人も元気でいられる環境調整に。

温室や菜園に使える温湿度計・地温計6選

気温は寒くても地面の中は意外に暖かい、なんてことありますよね。気温と地温、特に土の表面ではなく中の温度とでは差があるもの。植物にとって重要な根の育成や発芽には地温は言うまでもなく重要です。土の中にさして使う地温計で温度を測れます。また、温室の場合も温度計測も重要です。放射冷却によって、外より温室の中が冷えているなんてこともあるからです。

でも温室の温度をしょっちゅう測るのは面倒ですよね。そんな時に便利な温度計として、最低温度と最高温度を記録してくれる最高最低温度計があります。さらに、データを取ってくれるロガータイプなら一日の変化もしっかり見られて安心。農園や菜園などで使うのに便利な温度計を紹介します。

 【温室】最高気温・最低気温計で夜の冷え込みも測れる

手軽にビニールハウス内の温度を測りたいならアナログ式の最高最低温度計。一定時間内の最高気温と最低気温を記録してくれるので夜の冷え込みを測るのにビニールハウスまで行く必要がありません。もちろん現在の気温も見ることができます。

【温室】しっかり記録！データロガー機能付きワイヤレス

より正確に温度変化を知りたい人にはデータロガー機能付き。特に寒暖差が大きいと甘みが強くなる果物や、ダリアなどの花など寒暖差で発色が変わるものなどしっかり温度を管理したい植物におすすめ。

【温室】室内外同時計測で温室の効果を測る

温室の温度を一定にしたいとき厄介なのが外の気温。また、晴れた日の夜など、放射冷却により温室の中の方が冷えてしまうということも。室内と室外二か所の温度を同時に測れる温度計なら、温室がきちんと機能しているかも確かめられます。

【菜園】屋外の菜園の管理にかわいいミニ地温計

根っこの成長や発芽に影響するのは気温よりも地温！そんな地温を測る地温計。アナログ式のミニ地温計はコスパが良いので複数個所に使えて便利です。

【菜園】防水デジタル地温計で正確測定

地温をしっかり測りたいならデジタル式。温度だけでなく水分量やPh、日当たりまで測れるタイプなら植物の不調を予防したり、不調の原因を突き止めたりするのに活躍します。

触れなくてもはかれる非接触温度計

触れなくても測れる非接触式温度計なら、地面の表面温度やたい肥の発酵具合などを触れなくても確認できます。また、ピザ釜や炭焼き釜など触れないもの、食品などのできるだけ触れたくないものにも。

家庭でも使えるミニ温室

外に出しておいた植物を室内に入れるのは抵抗がある、虫が心配、そんな人には温室がおススメです。温室というと農家の大きなものをイメージする人もおおいかとは思いますが、家庭用の小さいタイプもたくさんあるんです。agripick編集部がおすすめする温室はこちらの記事から！

 温度計の種類や仕組み。気になる精度は？

膨張を利用するタイプ

温度計といわれて一番にイメージするのがガラス管に赤いや銀色の液体が入ったものではないでしょうか。これは物体が温度が高くなると膨らむ性質を利用したもので、ガラスの管などによって膨らんだ分を読み取ることで温度を測ります。有機液体（アルコール系や石油系）や水銀が使われています。学校で使い赤い液体が入った温度計、アルコール温度計といわれることが多いですが、実は中は染色された灯油のものが多いそうです。低温に強いのが有機液体、高温に強いのが水銀、全体に水銀のほうが精度は高いです。

 

電気量の変化を利用

温度によって電気抵抗が変わることを金属の電気抵抗が変わることを利用したものがサーミスタ温度計。金属に電気を流し、その抵抗値で温度を測ります。2種類の金属をつなげた時、その両端に温度差があると電気が流れる性質を利用したのが熱電対。反応が早く、精度が高いため様々な機器で使われています。

 

金属の伸縮率を利用

金属は温度によってわずかに伸び縮みします。伸びる量の違う2種類の金属を張り合わせると、あまり伸びない方に金属が曲がります。その曲がり方を利用して温度を測るのがバイメタル式といわれる方法。丸い文字盤の付いたアナログ温度計では、この金属をゼンマイのようにぐるぐる巻き、その伸び縮みで針の角度が変わります。温度を測るのに時間はかかりますが、コストが低いのが特徴です。

 

赤外線放射を利用

すべてのものは、表面温度によって異なる量の赤外線を出しています。赤外線の量を測ることで温度を測ります。テレビで見かけるサーモグラフィーもこの赤外線を利用したものです。直接触れていないものを計測できるのが利点。最近では赤ちゃんの耳の穴で測る温度計などもこの方式を採用しています。

温度計を使って冬枯れさよなら！

おすすめの温度計や温度計の原理について紹介しました。大切に育てた植物が枯れてしまうのは悲しいもの。温度計を使って冬でも元気に植物を保ちましょう。

 

 

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