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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
ABOUT
猪飼牧子(Makiko Ikai)
フローリスト。アロマ・ハーブ・生花・エディブルフラワーなど、植物の活用に関する多種多様な知識を持つ。東京都下北沢のアトリエ「NEROLIDOL」では、花束やハーブティー、アクセサリー販売のほかに教室を定期開催。「生活に寄り添う、植物のある暮らしと装い」を伝えている。
Instagram:https://www.instagram.com/makiko_nerolidol/
Facebook:https://www.facebook.com/nerolidolflower/
Blog:http://nerolidol-m.jugem.jp/
NEROLIDOLや牧子さん、植物教室についてはコチラ!
連載記事はこちらからも
12月の草花のご紹介
今月はガーデニングには欠かすことのできないコニファーからヒノキ科などをピックアップ。コニファーはヒノキ科・スギ科など常緑の針葉樹を総称する言葉で、年間を通してアレンジに活用できる植物です。コルムナリス(平葉)
若干青みを帯びた色が特徴的なコルムナリス。細い枝が交互に生える樹形で平たい見た目もポイントの一つです。実のないものはシンプルなアレンジにおすすめ。
実付きヒノキ
メジャーな樹木ですが、実付きのものはクリスマスのアレンジにぴったり!香りも良いのでギフトでの使用もおすすめです。リースにしたりスワッグにしたりしてもかわいいですよ。
フィリフェラ・オーレア(イトヒバ系)
外に向けて、葉の色が濃い緑から黄緑色になるフィリペンジュラオー。また、枝が垂れ下がる樹勢を持ち、少し動きを出したいときなどにも活躍する植物です。今回のアレンジでもこちらを使用しています!
シルバーダスト(斑入り葉)
白色の斑がところどころ入っているヒノキ科の樹木。樹勢は比較的強めなので、繊細なアレンジより強さを出したいアレンジでの活用をおすすめします。
ブルーアイス
ブルーアイスの特徴は、この幻想的な葉の色と形です。白い粉をまとったようなうろこ状の葉には、サンゴのような立体的な形がとってもすてきですよね。
ネズ(ジュニパーベリー)
ヒバを使った基本的なアレンジ
今回はフィリペンジュラオーとシルバーダストを活用したアレンジ。全体的に白い草花でまとめて、赤いリューカデンドロンをアクセントにしています。コニファーを使うことで、一気に冬らしい雰囲気が増しますよね。植物はほかに、ルナリアの種、ユーカリのトランペット、ユーフォルビアを使っています。
クリスマスにぴったりなミニスワッグ
ここではクリスマスに活躍することまちがいなしの「ミニスワッグ」の作り方をご紹介していきます。
ミニスワッグの作り方
花を束ねる
植物は基本ドライになるものか、最初からドライになっているものを使います。
今回はスワッグなので正面を意識しながら束ねます。背の高い植物を後ろに、お花は短くして手前に置くとバランスがとりやすいですよ。
下部をフローラルテープで巻く
下部を植物の色と近い色の緑のフローラルテープでまとめましょう。フローラルテープは伸ばさないと粘着力が出ないので、伸ばしながら巻きます。
余分な部分を切る
余分な箇所を斜めにカットします。
ワイヤーを通す
フローラルテープの下に潜り込ませるように、ワイヤーを通します。ワイヤーの色はお好みですが、細いものが使いやすいです。
輪ができるようワイヤーを折り曲げる
スワッグの根元に輪ができるよう、ワイヤーを画像のように少し余らせながら折り曲げます。
ワイヤーを巻いていく
根元から植物側に向かってワイヤーを巻いていきます。目で見える部分になるので、きれいに巻いていきましょう。
ワイヤーをねじって留める
1~1.5cmくらい巻いたらねじってワイヤーを留めます。頑丈にしたい場合は、接着剤やグルーガンで留めた箇所を固めて補強しましょう。
完成!
ミニスワッグ活用法
ミニスワッグはクリスマスなどの行事に大活躍!アレンジ方法をご紹介します。ガーランドに
ミニスワッグをひもにつるして、ガーランドとして飾っても◎
カトラリーのデコレーションに
フローラルテープがなくてもワイヤーや輪ゴムだけで束ねて、上からリボンを結べばとってもすてきにデコレーションできちゃいます!
お客さんにこのままおみやげとして持って帰ってもらってもいいですね。