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北欧のクリスマスに欠かせない存在 ニッセ・トムテってなに?
北欧でクリスマスの時期に飾られる赤い帽子をかぶった小人の人形。実はあれ、サンタクロースではないんです。スウェーデンではトムテ、ノルウェーとデンマークではニッセと呼ばれます。
もともと北欧、デンマークやスウェーデンで、農家の屋根裏に住んで家を守ってくれる妖精。小さな子供くらいの大きさで赤い帽子をかぶっているとされています。農場を守ったり、家畜の世話をしてくれる一方、イタズラ好きで、怒らせると家畜を殺してしまったりと怖い一面も。今でもノルウェーには「危険!ニッセに注意!」という標識があるそうです。
もともとはクリスマスに関係のなかった彼らですが、キリスト教の習慣と混ざり合い、クリスマスにプレゼントを届けてくれるユーレニッセという存在として、北欧のクリスマスには欠かせない存在となっています。
クリスマスに飾りたい!北欧ラッセントレーのニッセ・トムテ
本場北欧スウェーデンの老舗木工メーカーのラッセントレーは、暖かみのある雰囲気の雑貨が魅力。そんなラッセントレーの、お家にちょこんと飾りたい、ニッセ・トムテの人形を紹介します。
クリスマス飾り トムテ

剪定した枝を活用してニッセ・トムテを手作りしよう
ニッセ・トムテの人形や飾りにはいろいろありますが、せっかくなら自分で作ってみるのはいかがでしょうか?100円均一の材料で、1時間もかからずに作ることができますよ。材料・道具の準備
・直径1cm〜2cmの枝・赤いフェルト
・わた
・木粉粘土(小麦粉で代用可)
・のこぎり
・グルーガン(手芸用ボンドでも代用可)
・ナイフ
・ペン
1.枝を3cm程度に切る
枝をのこぎりで3cm程度に切ります。枝は乾いたものを使わないと切りにくいので注意。スライド丸ノコや電動のこぎりを使えば数秒で切れて便利ですよ。自立しない場合にはヤスリで削ってバランスをとります。便利な電動のこぎりについてはこちら
2.顔部分を作る
ペンで顔となる部分の下書きをし、その部分の樹皮をナイフで削り落とします。3.帽子を作る
扇型から頂点部分を切り取った形に赤いフェルトを切ります。まずひとまわり大きめに切り、先ほど切った木の枝に巻きつけて大きさを見ながら余分な部分を切り取ります。フェルト同士が重なる部分が3mm程度あるといいでしょう。グルーガンでフェルトの端を止め円錐状にします。グルーは一気につけるのではなく、少しずつつけていきます。グルーで先導しながらフェルトを貼り合わせていくようなイメージでやるとやりやすいです。4.ひげをつける
わたを少量取って手のひらでこねてひとまとまりにします。木の枝の削った部分の周りにグルーガンを少しずつつけ、わたを接着します。5.鼻をつける
木粉粘土を丸めて鼻を作り、グルーガンで接着します。木の実や、小麦粉に水・塩・木野切り屑を混ぜて練ったものを使うこともできます。6.帽子をかぶせて接着する
グルーガンで帽子を接着します。完成
帽子の長さやひげで表情が変わります。帽子を曲げる場合には、曲げたい部分の帽子の中にグルーを入れると固定できます。クリスマスプレゼントに!ニッセ・トムテのかわいい絵本
ニッセ・トムテがもっと身近に感じられるかわいい絵本を紹介します。お子さんや、お子さんのいるご家庭へのクリスマスプレゼントにもおすすめです。![トムテと赤いマフラー [ レーナ・アッロ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/8843/9784895728843.jpg)
トムテと赤いマフラー [ レーナ・アッロ ]
【内容】トムテは、北欧の国スウェーデンに伝わる小人の姿をした妖精です。民話や伝説にでてくるトムテは、古い家の床下や、農家の納屋にひっそりとすんでいて、その家をいつも守っています。いまでもスウェーデンには、クリスマスになると、トムテのために、一年の感謝の気持ちをこめて、ボウルに入れたおかゆを台所のすみや納屋の入り口においておくという習慣がのこっています。北欧スウェーデンの夢ものがたり。「BOOK」データベースより
北欧の小さな妖精トムテの絵本です。あるとき私は赤いマフラーをなくしてしまう。でも、トムテが拾って有効に使ってくれているのでは?トムテにとっては大きなマフラーのいろいろな使い道は?北欧の冬の風景に楽しいお話。 出典:Amazon
![トムテ [ ヴィクトール・リュードベリ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0904/9784039610904.jpg)
トムテ [ ヴィクトール・リュードベリ ]
トムテを讃える気持ちや優しい想いを、命の始まりと終わりの不思議と絡めて詩にした絵本。
小さい頃から大好きだった作品です。1882年にリードベリが書いたスウェーデンの伝説の小人「トムテ」の詩に、ウィーベリが美しい絵をそえた絵本です。ちなみにこの絵本のイギリス版やデンマーク版では、このオリジナルの詩をもとに、「長くつしたのピッピ」でおなじみのスウェーデン作家リンドグレーンが書いた文章が使われているそうです。誰も見ることのできないトムテが、雪の夜、馬屋や子供部屋にそっと現れます。小さくて白いひげが生えているトムテですが、その姿が可愛いんです!静かな雪の夜に暖かな部屋で読みたい、幻想的な北欧の夜のお話です。 出典:Amazon
ニッセ・トムテを飾って北欧のクリスマス気分を高めよう
北欧のクリスマスに欠かせないニッセやトムテ。それだけでも可愛いのはもちろん、北欧デザインのインテリアや雑貨にもよくあいます。いつものクリスマスに小人を紛れ込ませてみてはいかがでしょうか?いたずら小人がお家を守ってくれるかもしれませんよ?紹介されたアイテム

クリスマス飾り トムテ
¥1,836 税込

トムテ人形
¥1,296 税込
![トムテと赤いマフラー [ レーナ・アッロ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/8843/9784895728843.jpg)
トムテと赤いマフラー [ レーナ・アッロ ]
¥1,296 税込
![トムテ [ ヴィクトール・リュードベリ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0904/9784039610904.jpg)
トムテ [ ヴィクトール・リュードベリ ]
¥1,512 税込