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目隠しだけじゃない!ラティスでおしゃれガーデンを作ろう
ベランダの手すりや壁がイマイチ可愛くない、外から庭が見えないように目隠ししたい、ウッドデッキの側面にもプランターを取り付けられるようにしたい、そんなときに役立つのがラティスです!ガーデンフェンスの定番ラティス。設置も簡単ですし、種類もいろいろ。この記事では、知っておくべきラティスの基本、素材やタイプ、DIYでの取り付けかたを解説。また、ちょっと変わったおしゃれなラティスやラティス用プランターの紹介も。
ガーデンフェンスの基本!種類について
ラティスってなに?構造やサイズなど
もともとラティスとは「格子」のこと。斜め格子に組まれたパネルで、木製のものが多いです。主にフェンスとして使い、外からの視線をカットしつつ暖かい印象の空間にしてくれます。構造・サイズ
一般的なラティスは格子状に組まれた板が木枠に収まったパネル状になっており、スタンドで立てたり、柱に固定して使います。パネルにはもともと固定具がついていない単なるパネル状のものが多いです。規格サイズなどはなく、メーカーによってサイズが違いますが、180cm、120cm、90cmなどのものは多く、別メーカーでも組み合わせて使えることがあります。よりしっかり目隠ししたいならルーバータイプ
格子状のラティスでも目隠し効果はありますが、お風呂場の窓などよりしっかり目隠しをしたいときには「ルーバー」というタイプがおすすめです。角度をつけた板が横に並んだブラインドのような構造で、目隠ししつつ風の通りはしっかり確保します。伸び縮みするタイプも
格子構造だからこそ、伸ばしたり縮めたりできるんです。伸び縮み可能なタイプなら、中途半端な隙間にもぴったりフィットします。実はいろいろな素材が!木製・人工木・プラスチック・アルミなど
メジャーなのは木製ですが、実はいろいろな種類の素材のものがあります。腐りにくかったり、スタイリッシュな見た目になったり。木製以外の素材もぜひ検討してみてください。
天然木
定番の木製は何と言っても安く、手に入りやすいのが魅力。一方で安いものは腐りやすく、長く持たせるためにはメンテナンス塗装が必要という弱点も。また、和風のお庭にぴったりな竹のラティスもあります。人工木・プラスチック・樹脂
樹脂で作られた人工木はなんといっても耐久性が抜群。水に濡れても腐ることがなく、虫も食いません。また、ささくれも起きにくいのでお子さんがいるご家庭にも安心。最近の人工木は木の粉を配合していたりと、実際の木に近い質感のものも増えています。アルミ
人工木よりもさらに強いのがアルミラティスです。軽量で強いので、雪が降る地方など耐久性が必要な地域におすすめ。お値段は少々お高めですが、メンテナンスなどずっと使った場合のトータルコストで見ると安いかも?スタイリッシュな見た目も魅力です。コスパで人気!定番ラティス
こんなラティスも!個性的でおしゃれなラティス5選
1.定番じゃいや!という人に。さりげないチェック格子
2.ラティスの門でお庭を豪華な庭園に
3.葉っぱモチーフが可愛いフラワースタンド付きワイヤーラティス
4.目隠しにおすすめ!プランター付きラティス
5. ツーラインワイヤーがおしゃれなワイヤーラティス
ラティスと合わせてもっと楽しむ!プランターや植木鉢
ラティスにプランターをかければ、狭いベランダでも有効活用できます。ラティスプランターをつけるためのハンガーやプランター付きのラティスなど、ラティスと花を楽しむグッズをピックアップしました。
丸型植木鉢用ラティスハンガー
長方形プランター用ラティスハンガー
プランター付きラティスで空間を有効活用
プランター付き ラティスフェンス 天然木 セランガンバツー
プランターボックスとラティスフェンスが一体になっています。プランターにはもちろんガーデングッズの収納にも。
▼フェンスサイズ:幅715×奥行320×高さ1500
▼プランターサイズ:幅715×奥行320×高さ231
▼フェンスサイズ:幅715×奥行320×高さ1500
▼プランターサイズ:幅715×奥行320×高さ231
耐久性・寿命を延ばすポイント!風・台風対策は?
腐らせないためには素材選びと塗装がポイント
素材
長く使いたいのであれば樹脂製の人工木かアルミを選ぶのがお勧め。天然木がいい、という場合には防腐剤が注入されているものを選ぶようにしましょう。特に安いものは1年で塗装がはげ、傷んでしまうものも。アルミであれば10年以上持つので安心です。塗装
まず、防腐剤入りの塗装がしっかりされているものを選びましょう。腐りを防止し、シロアリなどの害虫を防いでくれます。そして数年ごとに塗料を塗りなおすことで、長く持たせることができます。目安にしたいのは、目につきにくい下の部分。雨の跳ね返りなどで早く傷んでくる部分なので、地面に近い部分をチェックして塗料の剥がれや痛みを感じたら塗料を塗り直しましょう。風・台風対策
ラティスを設置して心配なのが風で倒れたり、壊れたりしないか。特に台風の時は心配になりますよね。まず、固定をしっかりすることが第一です。ボルトを使って止めるタイプが安心。スタンドのみの場合は台風時は倒しておくと安心です。また、特に高いラティス選ぶときには、ワイヤータイプなど風通しの良いタイプを選ぶことで風の抵抗を減らすことができます。ラティスのDIYでの取り付け方
ラティスの取り付けはDIYでもできます。場所によって使う部品ややり方が違うのよく確認してパーツを揃えてくださいね。作業は二人以上、電動ドライバーの使用をお勧めします。ベランダやウッドデッキに設置する場合、庭など土のある場所に設置する場合、塀やコンクリート、ブロックの上に設置する場合に分けてそれぞれの設置の仕方を解説していきます。
ベランダやウッドデッキ|連結金具・結束バンド・スタンド
ベランダやウッドデッキなど、しっかりした床がある場所はスタンドがお手軽。また、元から柵やフェンスがある場所の場合、結束バンド(インシュロック)で止める手も。1.設置場所に仮置きして配置を確認します。
2.ラティススタンドを取り付けます。
3.連結金具でラティス同士を結合します。
ラティススタンド
連結金具
庭など土のある場所|ポスト・支柱
1.設置場所に仮置きして配置を確認します。2.土中金具をハンマーなどを使って埋め込みます。
3.土中金具にポスト(支柱)を取り付けます。