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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
今回は秋の始まりを告げるあのお花の登場です。
ABOUT
猪飼牧子(Makiko Ikai)
フローリスト。アロマ・ハーブ・生花・エディブルフラワーなど、植物の活用に関する多種多様な知識を持つ。東京都下北沢のアトリエ「NEROLIDOL」では、花束やハーブティー、アクセサリー販売のほかに教室を定期開催。「生活に寄り添う、植物のある暮らしと装い」を伝えている。
Instagram:https://www.instagram.com/makiko_nerolidol/
Facebook:https://www.facebook.com/nerolidolflower/
Blog:http://nerolidol-m.jugem.jp/
こちらの記事で詳しくご紹介しています
連載記事はこちらからも
9月の草花のご紹介
9月は過ごしやすくなり、お花がたくさん咲く季節。夏から秋にかけてはなんとなく寂しい気持ちになってしまいますが、今月はそんな寂しさも吹き飛ばすかわいらしい「秋桜(コスモス)」をメインにしたアレンジを紹介します。秋桜【Cosmos】
秋桜の品種についてはコチラから
秋桜の栽培方法はコチラから
ほかに選んだ草花
秋の草花をメインに選んでいただきました。
ミシマサイコは根の部分が漢方に使われる植物。乾燥させた状態で使用され、鎮痛や解熱などに効くとされています。静岡県三島で採れたことが名前の由来ですが、最近は天然のものが少なくなってきています。出回っているのは栽培ものがほとんどだそう。
ジュズダマはイネ科の植物。コロンとした実が「実りの秋」を連想させてくれますね。ハトムギの原種とも言われ、実が薬用として活用されています。実の中心に穴が開いているので、糸を通してアクセサリーなどを作ることもできますよ。
フジバカマは秋の七草のひとつ。ユキヤナギは紅葉したものだとグッと秋らしさが出ます。
まとめ方のコツ
秋桜は動きがあるので、あまりギュッとまとめずに、空間が開くようにまとめるときれいに活けることができます。活けた花を長持ちさせるコツ
毎日花瓶の水を交換する
清潔な状態を保ってあげると、切り花のつぼみが咲くこともありますよ!
花を毎日切り戻す
水の量を花によって変える
チューリップやガーベラのような柔らかい茎のお花は、花瓶の水の量を少なめに。これは茎が柔らかく水にたくさん浸かってしまうと 腐りやすいためです。コスモスはエディブルフラワーとしても楽しめる
秋桜はエディブルフラワーとして楽しむこともできます。食べることができるのは、無農薬で育てられた食用として出回っているものだけですが、花びらの部分は三つ葉のような清涼感のある味がするんだとか…!NEROLIDOLでは「アップルミントとコスモスのガパオライスの植物教室」のワークショップを開催予定。コチラでご案内しておりますので、気になる方はぜひ参加してみてくださいね。