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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
大事に育てた草花をもっと身近に感じられる、素敵なアレンジをご紹介します。
ABOUT
猪飼牧子(Makiko Ikai)
フローリスト。アロマ・ハーブ・生花・エディブルフラワーなど、植物の活用に関する多種多様な知識を持つ。東京都下北沢のアトリエ「NEROLIDOL」では、花束やハーブティー、アクセサリー販売のほかに教室を定期開催。「生活に寄り添う、植物のある暮らしと装い」を伝えている。
Instagram:https://www.instagram.com/makiko_nerolidol/
Facebook:https://www.facebook.com/nerolidolflower/
Blog:http://nerolidol-m.jugem.jp/
こちらの記事で詳しくご紹介しています
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8月の草花のご紹介
8月、いよいよ夏本番です。8月に咲くお花は少なく、お庭も青々とした緑の植物が茂っていませんか?今回は夏にぴったりのあのお花をメインに、牧子さんに爽やかな花束をつくっていただきました。向日葵【Sunflower】
今回はパナッシェというゴッホが描いたヒマワリのような品種と、脇芽で出てきたような小さいものを選んでみました。
向日葵は種も楽しむことができる植物ですが、観賞用の花の種は食用に向きません。もし種も楽しみたい場合は、苗を選ぶ時点で食用になる種のものを選ぶと良いでしょう。
ほかに選んだ草花
今回はイネ科を多めに、緑の植物をラインナップしました。緑の植物を多く使う場合、緑の中でもさまざまな色合いや質感の植物を使ったほうが、グラデーションも美しく奥行きが出るのでおすすめです。
また、茎や花の印象がしっかりした向日葵とは対照的に、空気感のある繊細なものや動きのあるもの(今回はスモークグラスやパニカム)を入れてあげることで、ヌケ感を出すことができ、向日葵の存在感もやわらかくなります。
メラリューカとイモーテルは香りがあります。メラリューカはティーツリーと同じ種。空気をきれいにしてくれ風邪の季節にも活躍する香り。イモーテルは精油ではヘリクリサムとも言います。独特な香りですがストレスを和らげ、抗炎症、抗アレルギーにも期待ができます。
向日葵の楽しみ方
お花が少ない季節はついアレンジが似たり寄ったりになってしまいますよね。同じお花でも、飾り方によってまったく違う雰囲気を楽しめるので、色んな方法でお花を楽しんでくださいね。花束で楽しむ
二輪挿しで楽しむ
時間が経ったら…
コツは向日葵だけでなく、お庭や観葉植物のグリーンを一緒に添えてあげること。今回は斑入りのギボウシとナズナを合わせてみました。
斑入りの植物は、明るさが出るので存在感のあるひまわりと合わせても重さが出ません。この大きさなら置く場所を選ばないので、洗面台の脇などいつもとは違う場所に飾ってあげることもできちゃいます。