【畜産業界向け】キヤノンMJが高濃度臭気の脱臭システムを発売

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、 高い脱臭力を備えた次亜塩素酸水溶液を活用した脱臭システムを開発しました。 畜産業における家畜ふん堆肥化処理過程や食品加工過程で発生する高濃度臭気を除去する用途として2019年7月18日より発売します。


畜産業界向けに高濃度臭気の脱臭システムを発売

次亜塩素酸水溶液脱臭システム
出典:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下キヤノンMJ)が開発した、高い脱臭力を備えた次亜塩素酸水溶液を活用した脱臭システムが2019年7月18日より発売されます。畜産業における家畜ふん堆肥化処理過程や食品加工過程で発生する高濃度臭気を除去するもので、将来的には次亜塩素酸水溶液が持つ脱臭力、除菌力、安全性を生かし、食品・医療・介護などさまざまな業界へ展開していくそうです。

脱臭力・除菌力・安全性を兼ね備えた次亜塩素酸水溶液を活用

環境省が2019年に発表した悪臭防止法施行状況調査の結果によると、国内において2015年から2017年の間、年間1万件以上の悪臭に係る苦情が発生しています。特に畜産業の臭気は畜産地の近隣まで宅地開発が進むことで生活区域との距離が縮まっていること、生活時間帯にも臭気が発生すること、風向きにより想定以上の臭気が生活環境下に漂うことなどから大きな環境問題となっており、その問題が年々拡大し畜産業振興の阻害要因にもなっています。

このような悪臭問題の改善のためキヤノンMJが開発したのが、高い脱臭力を持つ次亜塩素酸水溶液を利用した脱臭システム。炭酸ガスの使用量を調整しPH(ペーハー)をコントロールすることにより次亜塩素酸水溶液の効果を最大限に生かしているほか、炭酸ガスを混合する次亜塩素酸水溶液を使用することで塩素ガスの発生リスクをなくし高い安全性を実現しています。さらに、排水量を可能な限り少なくし、かつ、次亜塩素酸水溶液を使用して段階的にシャワー、噴霧を行うことで臭気を効果的に吸収・分解することが可能。また、次亜塩素酸ナトリウムや炭酸ガスなどの汎用品を利用することで特殊薬液を使う脱臭装置などに比べて安いランニングコストで運用できるものです。

キヤノンMJは、次亜塩素酸水溶液脱臭システムを堆肥化コンポ※用の脱臭装置として堆肥化コンポの国内年間設置台数で首位の三友機器株式会社と協力して市場展開予定。今後は次亜塩素酸水溶液が持つ高い脱臭力を生かし、食品・医療・介護など幅広い業界へ展開を拡大していきます。
※食品廃棄物や家畜のふん尿を堆肥化する装置。断熱された円筒形の発酵槽にふん尿を投入し、内部の撹拌羽根と通気により堆肥化する。

次亜塩素酸水溶液脱臭システムの発売情報

システム名 次亜塩素酸水溶液脱臭システム
価格 個別見積り
発売日 2019年7月18日
次亜塩素酸水溶液脱臭システム:https://cweb.canon.jp/indtech/es/lineup/haws/

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AGRI PICK 編集部
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AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。