【SMART AGRI×AGRI PICK連携企画】月々1万円台で導入できる格安農業IoTサービス 3選

「SMART AGRI」とAGRI PICKの連携企画第一弾!小規模の農家でも導入しやすい、月々1万円台から利用できる農業IoTソリューションを、次世代型農業などの幅広い情報を配信する「SMART AGRI」がご紹介します。できるだけ初期コストを抑え、少しの出費で労力軽減をし、結果的に収量アップにも結び付けられるようなサービスばかり。要注目です!


ICTやロボット、AIなどを活用した次世代型の農業などの幅広い情報を紹介している「SMART AGRI」。先進的な情報や専門的なコラムなど豊富なコンテンツが魅力的なサイトです。今回は「SMART AGRI」との初の連携企画として、最近話題の格安農業IoTサービスについて教えていただきました!

SMART AGRI(スマートアグリ): 農業とITの未来メディア

IoTやクラウドサービスなどを使い、時間と労力を軽減させて効率アップを図る「スマート農業」が広がっている。農業の担い手が減り、農業従事者自身も高齢化していくなかで、最新の技術を用いて日本の農業の課題解決に向けた取り組みが進められている。

農業IoTを導入するメリット

農業IoTの目的は、昼も夜も休みなく働き続けてきた農家の方々の労力や時間を軽減させ、効率のいい農業を実現することだ。

農業IoTを導入するメリットとしては、
・経験や勘がない人でも、データをもとに適切な判断が可能になる
・過去の生育データなどを参照して、深刻な被害などの失敗を防げる
・圃場に行く時間と労力を軽減する
といったことが挙げられる。

そこで今回は、小規模の農家でも導入しやすい、月々1万円台から利用できる農業IoTソリューションを3つ、ご紹介する。できるだけ初期コストを抑え、少しの出費で労力軽減をし、結果的に収量アップにも結び付けられるようなサービスばかりだ。

ハウストマトの病害予測を行う「プランテクト」

トマト
出典:ボッシュ・ジャパン
ボッシュの「Plantect(プランテクト)」は、ハウス栽培のトマトの病害予測機能をもつワイヤレスのIoT機器。温度、湿度、日照量、二酸化炭素量をセンサーにより計測し、スマートフォンやPCからクラウド上の計測データを確認できる。

クラウドの見え方
出典:ボッシュ・ジャパン
料金プランは2種類。「通年プラン」なら初期費用なしで月額4,980円から利用できる(契約期間は12カ月から)。クラウド上の見え方は無料のデモ体験で事前に確認できる。
現在はトマトの灰カビ病、葉カビ病、うどんこ病などに対応しているが、今後はキュウリ、イチゴへのサービスも提供予定だ。

農業IoTというと、高額な機械自体を最初に購入しなければならないケースも多いが、実際に使ってみなければわからないことも多い。Plantectなら初期コストがかからず導入できて安心だ。

病害予測機能搭載モニタリングサービス「プランテクト」
http://www.bosch-plantect.jp/index.html

太陽光バッテリーでメンテフリーで水位計測できる「水田farmo」

計測の様子
撮影:SMART AGRI
水田farmoは、水田の水位をスマートフォンで確認するためのクラウド型モニタリングシステム。自宅に通信機を配置し、そこから半径2kmの範囲で電波を受信可能となっている。
特徴としては、電源が不要で太陽光発電を利用しているところ。つまり、農場に電源を引いたり、電池が切れないように注意する必要がない。

水田farmoは水位のみを計測するシンプルな構造で、規定の水位に達しているかを調べて、足りなければ追加を、多ければ水門などで調整すればいい。複数の圃場があってもいちいち移動して確認しなくていい。

初期登録料が1万5,000円で、本体は1台につき1万8,000円、月額料金は500円だ。また、利用していない期間の料金は発生しないところも、コメ農家にとってはありがたい。

クラウド農業モニタリングシステム「水田farmo」
http://farmo.tech/product_paddy.php

ドローンを飛ばすだけで生育状況を分析できる「いろは」

いろは
出典:スカイマティクス
スカイマティクスが手がける葉色解析サービス「いろは」は、ドローンで撮影した圃場の写真をクラウドにアップロードすることで、生育診断を行えるというもの。高解像度な画像撮影が可能なドローンを持っている方なら、基本アカウントさえあれば生育分析を行える。

専用クラウドに写真をアップロードすると、自動的に圃場内の位置を認識して配置。可視光のセンシングによる生育ムラのチェックや、雑草、害虫、病気などの異常を抽出できる。

専用クラウドにアップした写真
出典:スカイマティクス
価格は、従量課金プランであれば1年間契約でなんと1万2,000円。AI解析などはオプション料金となる。
葉色解析サービス「いろは」
http://smx-iroha.com/

まとめ

いくら農業の労力が軽減されるとしても、そのシステムに何十万円、何百万円とかかってしまうとしたら大規模農業法人以外導入できない。日本の農家は、まだまだ家族経営の小規模農家がたくさんある。必要最低限の予算で、最大の成果を挙げられることが、疲弊した現在の農業現場に求められる農業IoTの本音だろう。

もちろん、実際の生育状況などを人の目で見て判断することも必要だし、センサーも消耗品だけに電池切れや不具合などを時々チェックすることも欠かせない。しかし、さまざまなデータを計測しておけば、問題が起きそうな時だけチェックすればよくなる。

まずは低予算からできる農業IoTで、「スマート農業」の世界に足を踏み入れてみてはいかがだろうか?

 

持続可能な農業への期待が高まるIoTの活用

低予算からできる農業IoT。農業の世界も目覚ましく進化していることを感じられますね。「SMART AGRI」では、ほかにもスマート農業に関する情報を豊富に掲載しています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

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