夏バテ解消法！夏バテになったとき注目すべきポイントとは？

身体がだるい、食欲がない…など、夏バテは気付かないうちになっていることがほとんど。そんな夏バテの原因や症状、解消に有効な3つのポイントを紹介します。今日からできる夏バテ解消法を実践しましょう！

夏バテ解消の基礎知識

夏バテの原因・症状

夏バテの主な原因は、暑さによる汗のかき過ぎや水分補給不足、クーラーが効いている室内と暑い室外の温度差、冷たいものの飲み過ぎなどによる、自律神経のバランスの乱れや免疫力低下によるものです。症状は頭痛、だるさ、下痢、疲れ、食欲不振、倦怠感などのさまざま。夏バテを解消するには、食事や生活習慣の見直しをして、暑さに負けない体作りが大切です。

夏バテにならないための対策とは？

夏バテ解消ポイント1｜解消に効く食材を食事に取り入れる

夏バテ解消には「ビタミンB1」が豊富なうなぎやレバー、疲労回復に効く「クエン酸」が含まれる梅干し、体内の塩分を調整してくれる「カリウム」を多く含む夏野菜などが効果的。毎日のメニューに少しずつでも取り入れて、暑さに負けない体力を付けましょう！調理いらずでそのまま食べられるおつまみや卵なら取り入れやすく、忙しい人にもおすすめです。

うなぎ

夏バテ解消の食材といえば「うなぎ」が鉄板！疲労回復や炭水化物の代謝を助けてくれる「ビタミンB1」が豊富です。夏に食べる理由がよくわかりますね。

クチコミで大人気

レバー

レバーはうなぎにも含まれているビタミンB群のほか、汗で失われてしまうミネラルや、貧血に効く鉄が豊富。ぜひ食べたい高栄養食材です。定番はレバニラや焼き鳥ですが、パックになっているおつまみも手軽でおすすめ！

おつまみで手軽に摂取

夏野菜

夏野菜は水分やビタミンC、カリウムを豊富に含んでいます。また、トマトやキュウリには身体を冷やす効果があるので、暑さで火照った身体を冷ますのにもってこいですよ。

とれたて野菜とうみたて卵のセット

卵

とても身近な食材の「卵」。ビタミンCと食物繊維以外の栄養素をまんべんなく含んでおり、特にビタミンB2が豊富です。手軽に栄養を補給できる優秀な素材です。

こだわり卵でもっとおいしく！

梅干し

梅干しに含まれる「クエン酸」は疲労物質を体外へ排出する効果があり、レモンの2.5倍含まれます。梅干しは白米と一緒に毎日食べられる手軽さが魅力！お弁当にもぴったりですね。

ご飯がすすむ！

甘酒

実は甘酒も夏バテ解消に効果的です。甘酒は、疲労回復や熱中症防止に効く飲み物として江戸時代から親しまれており、夏の季語でもあるそうです。含まれている栄養成分が非常に多く「飲む点滴」と言われるほど！

子供も飲める無加糖・ノンアルコール

夏バテ解消ポイント2｜適度な運動を行う

夏バテ解消には「適度な運動」も大事。運動することで自律神経の乱れを整え、だるさや疲労感が改善されます。ただし、長時間の運動ややり過ぎは逆効果。特に屋外での運動は無理せず、休憩を入れながら行ってください。

ウォーキング・ジョギング

特におすすめなのが、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動。有酸素運動とは、体内で酸素を効率よく使う軽い運動のことで、暑さに負けないスタミナのある身体づくりができます。いつもより早歩きする、エレベーターではなく階段を積極的に利用するのも立派な有酸素運動です。

ひんやり涼しい！冷感タオル

ヨガ

無理せず自分のできる範囲で体を動かせる、ヨガもおすすめ。心身共にほぐれてリラックスしますよ。ヨガというと教室に通うイメージかもしれませんが、本やDVDもたくさん発売されているので、気に入ったものを選べば自宅で簡単に行えます。

自宅でヨガ！ゆるくチャレンジ

簡単なストレッチでも◎

ストレッチでも自律神経が整います。1日10～20分程度から始めてみましょう。スクワットや腹筋ができなくても、簡単な前屈やラジオ体操など、簡単でいいので身体を動かす習慣作りをすることが大切です。バランスボールやエクササイズポールがあれば、より体が伸びて効果的です。

エクササイズポールで背中スッキリ

夏バテ解消ポイント3｜睡眠環境を見直す

寝るときの環境も見直しましょう。就寝の1時間くらい前にクーラーをつけ、室温調整しておきます。クーラーを使用せずに寝ると熱中症の危険があるので、風量を弱めにしてつけておくようにするといいですよ。

温度は28℃、湿度は50％以下に

冷房の設定温度は28℃、湿度は50%以下に保ちましょう。人の身体は眠ると体温が下がるようになっているため、入眠時は少し暑く感じても、26℃以下には設定しないようにしてください。部屋が寒過ぎると必要以上に体温が下がるので、血管が収縮し血行が悪くなり、コリや倦怠感を感じるようになってしまいます。また、湿度が高過ぎると寝心地の悪さを感じるので、エアコンと除湿機を併用するとさらに快適です。

寝巻きは通気性のよいものを

人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくといわれています。寝巻きは通気性のいいものを選び、湿気がこもらないようにしましょう。暑いと下着や全裸で寝る人もいますが、寝ている間に身体が冷え過ぎてしまうこともあるので、あまりおすすめできません。体温調節のためにも肌着と薄手の寝巻きを着用し、「暑さ」だけでなく「冷え」にも注意を払ってくださいね。

快眠グッズを導入

冷房が苦手な人や、高めの設定温度では寝苦しく感じる人は、冷感グッズを使ってみましょう。ひんやりするシーツや枕パッドなど、電気を使わないさまざまなグッズが販売されていますよ。身体が冷え過ぎないのも魅力です。

頭を冷やしてぐっすり快眠

「冷えバテ」にも注意！まずは食事や睡眠で夏バテ解消

冷えで身体に不調が現れる「冷えバテ」も現代は多くなっています。暑いからといって冷房で部屋を冷やし過ぎ、冷たいものの飲み過ぎは禁物！夏バテかも？と思ったらまずは無理をせず、バランスの良い食事を取り、睡眠環境をととのえて、ゆっくり休むことが大切です。あなたに合った方法を見つけて、上手に夏バテを解消してくださいね。