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- MitsuyaNao
埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。…続きを読む
パナソニックをはじめとした扱いやすい火災警報器の紹介と、設置個数・設置場所などの決まり、誤作動が起きてしまったときの対処法について解説します。
火災警報器とは?設置義務はあるの?
消防法の改正以降は、すべての戸建住宅やアパート・マンションに火災警報器の設置が義務付けられています。ホームセンターや電器店でも購入できますし、ネット通販でも売られています。
火災警報器の種類
火災報知機の3タイプ
火災警報器には大きく、煙式・熱式・複合型の3種類があり、機種によって天井に設置するタイプと、壁面に設置するタイプに分かれます。いずれも白系なので壁に溶け込み、お部屋の雰囲気を壊さずに建物内の安全を守ってくれます。さらには「連動型」の火災警報器なら、別の部屋の警報器が感知した火災にも反応するので、逃げ遅れ防止に効果的です。
煙式(光電式)
熱式(定温式)
一酸化炭素・ガス検知付きなど複合型
火災警報器とガス漏れ警報器や、一酸化炭素警報器の機能が一つになった「複合型」もあります。一酸化炭素を検知できる警報器は、煙より先に一酸化炭素(CO)が発生する不完全燃焼のような火事の早期発見に役立ちます。ガス漏れ検知機能付きのタイプは台所におすすめです。漏電火災警報器って?
火災の原因になりやすい「漏電」を感知する警報器で、ある程度大きい建造物には設置が義務付けられています。建物に設置義務がある場合は、消防設備士が判断を行い、工事が必要になります。一般家庭には設置義務はありません。漏電による火災でも、火や煙を感知する一般的な火災警報器が付いていれば、早期発見の確率は上がります。火災警報器の設置基準・設置場所・設置方法
火災警報器の設置基準とは?
市町村によって、「寝室と階段には必ず設置しなければならない」「廊下は条件によって設置が必要」などの設置基準が設けられています。以下のページで、あなたの地域の設置基準が確認できますよ。郵便番号を入れて検索するだけなので、ぜひ1度チェックを!パナソニック あなたの地域の設置基準
火災警報器の設置場所
壁に設置するタイプは天井から15~50cm以内の場所に、天井に設置するタイプは壁や梁から60cm以上離して取り付けましょう。このとき、エアコンの風やランプなどの熱源からは遠ざけ、できるだけ天井の中央になるようにしてください。
火災警報器の設置方法
Step.1 本体の側面に取り付け年月を記入します。Step.2 本体に電池を入れ、製品によっては付属の引きひもをセットします。
Step.3 天井面や壁面を叩いて、音が違う場所を探します。「下地」がある場所に設置するためです。
Step.4 下地がある場所の中から設置する箇所を決め、取り付けベース(土台のようなもの)を付属のネジで天井または壁に取り付けます。
Step.5 取り付けベースに本体をはめます。最後に動作確認をすると安心です。
火災警報Q&A|止め方・誤作動・電池交換など
誤作動はどんなときに起こるの?
火災が起きていなくても、こんなときに誤作動が起こることもあります。・警報器の中に虫やホコリが入った
・調理時の煙を感知した
・湯気や煙、殺虫スプレー、燻煙式殺虫剤に反応した
・結露ができた
火災警報器の止め方は?
故障警報が鳴ったら?
警報器自体の故障を検査して、音でお知らせしてくれる火災警報器もあります。例えば、パナソニックの火災警報器は約1時間ごとに自動故障診断を行い、故障していたら「ピッピッピッ、故障です。」と鳴ります。このときは警報停止ボタンを押すか、引きひもを引いて止めて故障原因を調べます。故障が解決していないと、24時間以内にまた鳴ってしまうので、その場合は本体自体の取り替えが必要かもしれません。
電池の交換方法は?
電池が切れて火災を検知してくれなかったら、警報器を設置した意味がありません。電池切れを自動でお知らせしてくれる火災警報器もありますが、必ず定期的に点検してください。電池切れが疑われる場合は、取り付けベースから本体をはずし、電池カバーを開け、新しい電池に交換しましょう。また、火災警報器には本体寿命があり、本体寿命と電池寿命が同じ年数のことも。この場合は電池だけ取り替えるのではなく、本体の交換も一緒にしましょう。購入時に取り付け年月を記入するのも、本体寿命を把握するためです。
火災警報器は交換が必要なの?
火災警報器には本体寿命が存在します。本体寿命はおおよそ10年前後です。取り付けの際には必ず年月を本体に記入しておき、いつ買ったのか分からなくなってしまわないようにしましょう。本体寿命が切れると大切な家族の命を守れなくなるため、きちんと交換時期を把握しておく必要があります。人気!パナソニックのおすすめ火災警報器
編集部イチオシ!
「パナソニック けむり当番 SHK38455」
Point.1 作動状態や感度を、自動試験・補正してくれる
約1時間に1回、動作状態を自動的に試験してくれる「自動試験機能」付きで、汚れなどによる感度変化も自動で補正!交換目安である10年間、検知の性能を維持してくれるので誤報も少なく安心です。Point.2 火災発生はもちろん、故障、電池切れも音声と光でお知らせ!
聞き取りやすい0.3~4.0kHzの周波数帯で、警報と光と共に日本語で異常を知らせてくれます。機器本体に何かあったときも「故障です」「電池切れです」という風に、何の警報かをわかりやすくお知らせしてくれるので、慌てることなく素早く適切な対応ができます。けむり当番 SHK38455の口コミ・評判は?
いままで使っていた9Vリチウムバッテリーより遙かに小さなバッテリーで10年間使えるとのこと。
十分です。
電池の補充も安価な気がします。
お勧めです。(出典:Amazon)
前の警報機が期限切れなので付け替え用に購入した。手軽に取り換えられるのと電池の脱着が簡単(出典:Amazon)
取り付けが簡単です、この警報機が作動しないことがベストです。
音声での案内があり扱いやすい製品です。(出典:Amazon)
取り付けの簡単さや、鳴った原因を音声で知らせてくれる安心仕様が好評です。初めて火災警報器を自分で設置する方や、ひとり暮らしの方でも安心ですね。