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- MitsuyaNao
埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。…続きを読む
簡単に生野菜と乳酸菌が取れる!ぬか漬けのすすめ
本来は生野菜が手に入りづらい冬を乗り越えるために考え出された保存食ですが、手軽に生野菜を摂取できるので、ハウス栽培のさまざまな野菜が一年中並ぶ今でも重宝されています。簡単で奥深く、ハマる人も多いですよ!
ぬか漬けの基本的な漬け方・作り方
2. そこに漬けたい野菜を入れ、ぬかとよく手で混ぜ合わせてから、野菜が表面から出ないようにぬかをかぶせて平らにする。
3. 常温保存の場合は毎日、冷蔵庫保存の場合は4日に1度程度の頻度でぬか床を混ぜる。
基本の作り方はこれだけ。ぬか床を混ぜるのは、カビや臭いの原因になる菌が繁殖するのを防ぐためです。保存容器は画像のような横長タイプが定番ですが、ジップロック等、ファスナー付きの袋でも代用できます。
もっと詳しく知りたい人は、こちらのサイトも参考に。
白ごはん.com【ぬか床の作り方と手入れ】
編集部ズボラ主婦Tが選んだ、ぬか漬けにおすすめの野菜ランキング
超めんどくさがり、ぬか漬け大好き!な編集部Tに、「時短ぬか漬け」向きの野菜をランキングにしてもらいました。ぬか漬けは旬の安く手に入る野菜を「簡単に・おいしく・たくさん」食べるのにおすすめとのこと!漬けた野菜を出すときに新しい野菜を足し、ぬか床を混ぜるだけなので、無理なく続けられます。サラダは拒否する4歳のお子さんも一緒に食べているそうですよ。
順位 | 野菜 | おすすめ理由 |
1位 | 人参 | すぐに漬からないので、数日間ほったらかしでOK!甘みが強くなっておいしい。 |
2位 | 大根 | さっぱりしていて歯ごたえもベスト。人参と同じくすぐに漬からないのもいい。 |
3位 | きゅうり | ど定番だが、きゅうり自体のおいしさに出来が左右されることも。漬かるのは早い。 |
4位 | かぶ | 大根より柔らかくて食感も優しく、甘味を楽しめる。 |
5位 | セロリ | 独特の風味のする香味野菜ですが、案外子供も好き。 |
6位 | しょうが | 薄くスライスして、お酒のおつまみにも、さっぱり口直しとしても。 |
7位 | 山芋 | ぬめりとシャキシャキ食感と味わい。しっかり漬けると玄人好み。 |
8位 | かぼちゃ | 薄切りで漬けて少し硬いぐらいの歯ごたえがいい。軽くゆでてから漬けるのも○ |
9位 | オクラ | さやごとまるまる食べられるのが楽しい。形もいいのでお皿に並べるときれい。 |
10位 | ゴーヤ | ぬか漬けの旨味が身によく入り、しっかり漬かって食べやすくなる。 |
白菜、茄子なども人気ですが、水が出やすかったり、すぐ漬かりすぎてしまうなど、ぬか床と野菜の管理が少しめんどくさいものはランキングに入れなかったそうです。さすが「ズボラ主婦」を自称するだけありますね(笑)。手軽な素材を選ぶのが、5年もぬか漬けを続けている秘訣なのかもしれません。
ただ、ぬか漬けは素材も漬け時間も好みが千差満別なので、気になる野菜はまず漬けてみましょう。1日目で少し味見してみて取り出すか、さらに漬けるかを決めていくと、自分好みの野菜がわかってくるかもしれないです。水分が出ても、水取り器などを入れておけば簡単に捨てられます。
野菜以外でぬか漬けにおすすめな変わり種
魚や肉を漬けるときは、ぬか床をファスナー付き袋やラップに分けて別にするのがおすすめですよ。
初心者はこれ!道具不要の「ぬか漬けセット」
捨て漬けなしでスタート!
ぬか独特のにおいがしない?!
味の農園 山形のばっちゃんの愛情ぬか床 お試しセット
付属の「本熟成炒りぬか」と、「月山の天然水」を混ぜるだけで、すぐにぬか漬け作りが始められます!ぬか独特の臭いがしない製法で作っており、昆布や塩で味調整する必要もなし。とってもお手軽です。
・セット内容:本熟成炒りぬか、天然水、容器
・セット内容:本熟成炒りぬか、天然水、容器
おうちで料亭のぬか漬けを
ぬかの花スタートセット
週1回程度のかき混ぜでOKなおいしいぬか床と、容器のセットです。茶懐石・京料理の料理長経験者が開発に関わっています。祇園料亭の味が楽しめる注目商品!
・セット内容:ぬか床、補充用ぬか、作り方ハンドブック
・セット内容:ぬか床、補充用ぬか、作り方ハンドブック
高級感ある陶器で漬ける
冷蔵庫で「 ぬか漬け 」セット
セットの容器はプラスチック製が多いですが、こちらは四日市ばんこ焼。器に匂いが移らず、陶器の力でよりおいしく!ぬか床は500gずつ小分けされていて便利です。
・セット内容:本体、陶製重石、鉄野菜、水抜き、ぬか床の素500g×2
・セット内容:本体、陶製重石、鉄野菜、水抜き、ぬか床の素500g×2
すでにうまい!ぬか漬けのプロの旨味が染み込んだ「ぬか床」
無添加、国産
かき混ぜを忘れがちでも安心!
追い足し用ぬか
混ぜるのが簡単で、ニオイも気にならない!ぬか漬けにおすすめの容器
ぬか漬け用の容器は、冷蔵庫のサイズと家族の人数に合った大きさのものを選びましょう。人気なのは臭いが付きにくいホーロー製です。中には便利機能が付いた容器もあります。人気のホーロー製
水抜きいらずでラクチン!
水抜き上手ぬか漬け器
2つの容器を重ねておくことで、余分な水分が下の容器に溜まります。水抜きの手間がなくなるアイディア品です!
・材質:ポリプロピレン
・サイズ:幅19×奥行き26×高さ12cm
・容量目安:3.5L
・材質:ポリプロピレン
・サイズ:幅19×奥行き26×高さ12cm
・容量目安:3.5L
おしゃれなラウンド型
混ぜるのが面倒な人必見
Amazon、楽天市場のぬか漬けグッズ|売れ筋・人気ランキング
ぬかは洗う?ぬか漬けの野菜の切り方・漬け込み時間など
下処理
茄子やえぐみがある葉物は、塩もみしておくとえぐみが軽減されます。大根や人参などはそのまま漬けてもOKです。切り方
1〜2日で漬かるぐらいの大きさに切り分けます。根菜はお好みの長さに切って、さらに縦半分に切ると漬かりがいいです。漬け込み時間
野菜の硬さと季節によって変化します。硬い野菜の場合、冬は前日に漬けて、24時間後の同じ時間に取り出すくらいで食べられるものもありますが、軟らかい野菜や夏場は半分くらいの8時間ぐらいでも漬かります。野菜の大きさによっても違うので、まずは漬けてみて、好きな漬かり具合と時間を見つけてください。取り出し
取り出した野菜についたぬかは、水で洗いましょう。食べてみて塩辛かったら、水を張った容器に入れて丁度いい塩加減になるまで塩抜きすれば、おいしく食べられます。魚や肉などは直接水で洗うのではなく、旨味が逃げないよう濡れ布巾やキッチンペーパーなどで拭きます。しっかりやりたい!詳しく知りたい!人におすすめなぬか漬け本
はじめる、続ける。 ぬか漬けの基本
ぬか漬けを始めるには、まずは野菜で捨て漬けを!
「捨て漬け不要」なぬか床もありますが、まずは野菜で捨て漬けするのが基本です。使う野菜は、もともとぬか漬けに向かないトマトやタマネギ以外にしましょう。毎日ぬか床をかき混ぜて、5日後ぐらいに野菜を入れ替えます。これを2回繰り返せば完成です。ぬか床は生き物。すぐには好みの味にはなりません。育てていく感覚も、ぬか漬け作りの楽しみの一つです。夏は短く、冬は長く。ぬか漬けは生き物
紹介されたアイテム

人気のぬか漬けグッズはどれだ!