万全なセキュリティ対策に！電子錠の選び方とタイプ別おすすめ13選

公開日：2018/09/28
更新日：2022/03/16

防犯対策への意識が高まっている最近では、補助錠として鍵穴のない電子錠を選ぶ方も増えています。でもたくさん種類や機能があってよくわからない…そんな方のために、この記事では玄関ドアに付けられる後付けの電子錠や、取り付け工事不要の電子錠、ICカードで解錠できる電子錠など、さまざまな電子錠をご紹介。選び方やそれぞれの違いについても解説します。

電子錠でセキュリティを万全に！
電子錠ってどんなもの？スマートロックとの違い
電子錠と電気錠の違いは？
電子錠の主な種類
後付け設置可能なおすすめ電子錠
電子錠を選ぶ際に気を付けたいポイント
電子錠にもデメリットがある
電子錠で安全＆スマートな暮らしを！
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ライター: SuzukiMarina
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出典：写真AC

防犯対策への意識が高まっている最近では、補助錠として鍵穴のない電子錠を選ぶ方も増えています。
この記事では玄関ドアに付けられる後付けの電子錠や、取り付け工事不要の電子錠、ICカードで解錠できる電子錠など、さまざまな電子錠をご紹介。
選び方やそれぞれの違いについても解説します。

電子錠でセキュリティを万全に！

出典：写真AC

自宅の玄関はもちろん、最近は小屋や車庫、玄関の補助錠として電子錠を活用する方も増えています。
農家の中には、収穫したばかりの野菜や果物を、出荷前に盗まれてしまうといった被害もあります。大事に育て、やっと収穫したものを奪われるなどということは絶対に避けたいですよね。物置き小屋なども油断はできません。鍵がかさばらない電子錠で、セキュリティを万全にしましょう。

電子錠ってどんなもの？スマートロックとの違い

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電子錠とは、電気で動く鍵のことを指します。
スマートロックは、スマートフォンなどの電子機器で操作できる鍵のことを指すので、電子錠の一部に含まれます。

電子錠と電気錠の違いは？

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電子錠、電気錠と言い方が2種類あるようですが、こちらも違いがあります。
電子錠は電池で動くもの。電気錠は鍵から配線を繋いで動くもののことを指します。今回は、配線が要らず、電池で動く電子錠をメインにご紹介します。

電子錠の特徴

電池で動く電子錠の特徴として、以下のことが挙げられます。電子錠の場合、選ぶ際に電池の持ちなども気を付ける必要がありますよ。

オートロック機能が付いている

ほとんどの電子錠には、一度締めたらその都度自動でロックされるオートロック機能が付いています。

ピッキング不可能

電子錠は鍵穴がないものが多く、物理的にピッキングは不可能です。

間違い防止機能つき

子どもが誤ってロックしてしまった、何度も暗証番号を間違えてしまったなど、思わぬトラブルで締め出されないための、間違い防止機能が付いていることが多いです。

電子錠の主な種類

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1. ICカード式

suica（スイカ）やtaspo（タスポ）など、ICカードによって解錠できる電子錠です。
いつも持ち歩いているカードで解錠できるので、持ち物が増えることもなく、使い方も簡単です。

24時間カスタマーサポートで安心！｜スマートロック L!NKEY（リンキー）

スマートロック L!NKEY（リンキー）

交通系ICカードやナンバーキーなど多様な解錠方法に対応。万一の時も安心の24時間カスタマーサポート付きなので安心です。

・解錠手段：ICカード、おさいふケータイ、ナンバーキー
・サイズ：260×210×90mm

就寝時や外出中も安心！強制ロック機能付｜EPIC 電子錠 TOUCH2

EPIC 電子錠 TOUCH2

Mifire規格のICカードを最大100個まで登録できる電子錠です。ICカードだけでなく、暗証番号による解錠も。室内・室外からの開錠を無効にする、おやすみ・おでかけ強制ロックが付いているので安心です。

・解錠手段：ICカード、暗証番号
・サイズ：室外機 163×68×19mm、室内機 162×93×49mm、ストライク 125×29×24mm

2. 指紋認証式

指紋認証でロックを解錠できるのが、以下のアイテム。指紋認証の登録人数に上限があるので、多くの人が出入りする扉に設置予定の場合は注意しましょう。

半導体技術による高い認識率｜Decdeal スマートロック

Decdeal スマートロック

指紋認証の他に、パスワード、ICカード、リモコンの開錠方法が選べるスマートロック。半導体技術によるタッチパネルは、高い認識率を実現。バックライトが付いているので、夜間の操作も楽にこなせます。

・解錠方法：指紋認証、パスワード、ICカード、リモコン
・サイズ：20×80×75mm

指紋認証システムと暗証番号の2WAY｜GATEMAN（ゲートマン） F10

GATEMAN（ゲートマン）F10

指紋認証システムもしくは暗証番号で解錠できる電子錠。指紋は20人まで登録可能です。暗証番号の入力後、指紋の痕が残らないよう手のひらタッチ機能も付いています。オートロック機能付き。

・解錠方法：暗証番号、指紋認証
・サイズ：162.2x64.6x19mm

3. 暗証番号式

暗証番号を入力するタイプの電子錠は、先にご紹介したICカード式や指紋認証式にも機能として導入されています。セキュリティのためにも、暗証番号は定期的に変更するようにしましょう。

オートロックのオン・オフが選べる｜EPIC 電子錠 N-TOUCH(エヌタッチ)

EPIC 電子錠 N-TOUCH（エヌタッチ）

暗証番号4～12桁の好きな番号を登録できます。オートロック機能は有効・無効を選ぶことができるようになっています。

・解錠方法：暗証番号
・サイズ：室外機 163×68×19mm、室内機 162×93×49mm、ストライク 125×29×24mm

暗証番号とスマートキーの二重セッティングが可能｜SAMSUNG SMART SHS-2920 デジタルドアロック

ITEM SAMSUNG SMART SHS-2920 デジタルドアロック

専用のスマートキーと暗証番号によって解錠できる、オートロック機能付きの電子錠。侵入警報、火災警報、外部・内部強制ロック機能も付いています。

・内容：スマートキー6個付
・解錠方法：スマートキー、暗証番号
・サイズ：159x70mm

4. リモコン対応式

付属のリモコンを使って、遠隔操作で解錠できるのがこのタイプのアイテムです。扉に近付けなくても解錠できるのは便利ですよね。お年寄りのいるご家庭にもおすすめです。

リモコン式だからノータッチで開錠OK！｜鍵穴のないリモコンドアロック REMOCK（リモック）

リモック（REMOCK）

ピッキング対策に有効な、鍵穴のないリモコン式のドアロックです。メインの鍵というより、補助錠として有効です。リモコンは最大で16個登録できるので、人の出入りが多い扉でも大丈夫。

・内容：専用リモコン4個付
・解錠方法：専用リモコン
・サイズ：160 x 84x 47mm

5. スマートロック式

スマートフォンなどの電子機器で操作し、解錠するのがスマートロック式です。スマートフォン一つあればいいので便利ですが、電池が切れていたり、スマートフォンを持ってないとスマートロックの鍵は解錠できないので、スマートフォンを普段から使っていない人は注意が必要です。

近づくだけで開錠！ハンズフリー機能｜キュリオロック（Qrio Lock）

キュリオロック（Qrio Lock）

スマートフォンを操作するとすぐに本体が反応し、解錠します。また、ハンズフリー機能も付いているので、登録しているスマートフォンを持っている人が近付いただけで鍵が開きます。オートロック機能で締め忘れの心配はありません。

・解錠方法：スマートロック
・サイズ：115.5×77×57mm

アプリを使って簡単開錠｜Decdeal スマートキーレスロック

Decdeal スマートキーレスロック

鍵穴がない南京錠。アルミニウム合金の本体とステンレススチールのラッチフックで作られており、優れた強度と耐久性、防水性を誇ります。倉庫や車庫などの鍵にも最適。

・解錠方法：スマートロック、ボタン、指紋、パスワード
・サイズ：80×47×23mm

指紋認証・暗証番号もＯＫ｜ultraloq ul3 タッチスクリーンスマートロック

ultraloq ul3 タッチスクリーンスマートロック

Bluetoothでスマートフォンと連動させ、開閉できるスマートロックです。指紋認証、暗証番号にも対応。室内ドアにおすすめ。

・解錠方法：スマートフォン、指紋認証、暗証番号
・サイズ：178 x 16 x 89 mm

後付け設置可能なおすすめ電子錠

出典：写真AC

電気錠はもちろん、電子錠も取り付けは基本的に工務店や鍵屋などの専門業者が行うものです。
でも、なかなか業者に依頼となると大掛かりになってきますよね。ここでは、取り付けが大掛かりではないもの、工事不要で自分で取り付けられるものを紹介します。

ドア加工必要なしで取付可能｜AEGIS GATE デジタルロック

AEGIS GATE デジタルロック

大掛かりな工事不要で設置できる電子錠です。ドアへの加工が必要ないので自分で取り付けられます。ICカードやおさいふケータイ登録の端末で解錠可能。最大20枚まで登録できます。

・解錠方法：ICカード、おさいふケータイ、暗証番号
・サイズ：115×61×15mm

従来の鍵との併用も可能｜オートロックエピック（EPIC） ES-F300D

オートロックエピック（EPIC） ES-F300D

スマートフォンとはBluetoothで通信するので、ドアに近づけば自動的に解錠されます。これまで通り、実物の鍵で解錠することもできます。Wi-Fiに比べると省電力です。

・解錠方法：暗証番号（４～１２桁）、ワンタイム暗証番号（４～１２桁）、指紋認証、ICカード、標準付属品４個（カード型２個、タグ型２個）
・サイズ：
室外機　縦176mm×横70mm×厚24.5mm
室内機　縦97.5mm×横156mm×厚48mm
ストライク　縦130mm×横29mm×厚24mm

ロッカーやスーツケースにも！｜Lemorele 指紋ロック

Lemorele 指紋ロック

指紋認証で解錠できる南京錠です。最大10人分の指紋を登録する事が出来ます。例えば家族の指を登録して、家族だけロックを外せるようにしたり、会社のロッカーを数人共有する人だけ登録するなどさまざまな使い方が可能です。南京錠なので自転車やスーツケースにも。USB充電式。

・解錠方法：指紋認証
・サイズ：72×39×15mm

電子錠を選ぶ際に気を付けたいポイント

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電子錠を選ぶ際には、気を付けるべきポイントが幾つかあります。

1. 扉は穴を開けるなど、加工することは可能かどうか

電子錠の中には、配線のため扉に穴を開けなくてはならないものも。賃貸などの場合は事前に確認が必要です。

2. どんな扉のどこに付けたいのか？

扉と一口に言っても、開き方には種類があります。引き戸に設置できる電子錠や、南京錠のように補助錠として使えるものもあるので、どんな扉なのか、その扉のどのあたりに設置したいのかを明確にしておきましょう。

引き戸に取付可能｜EPIC 電子錠 TOUCH HOOK2引き戸用

EPIC 電子錠 TOUCH HOOK2 引き戸用

引き戸に設置できる電子錠です。ICカードは最大100個まで登録可能。不正解錠警報や火災警報機能も搭載しています。

・解錠方法：暗証番号、ICカード
・サイズ：室外機 163×68×19mm、室内機 895×164×48mm

3. 自分で設置か、業者依頼か？

電子錠には、自分で設置できる取付が簡単なタイプもあります。しかし、取付のための工具が必要になったり、万が一設置方法を間違えたりすると正しく作動しなくなるリスクも。心配な方は、業者に設置を依頼しましょう。

電子錠にもデメリットがある

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簡単に強固なセキュリティを構築できる電子錠ですが、メリットがあればデメリットもあります。
デメリットもきちんと確認した上で、うまく利用しましょう。
・オートロックの機能があると、締め出される可能性がある
・電池切れや停電の際は、作動しなくなることも
・そこそこの費用が掛かる（相場は2～5万円）
・業者へ設置を依頼するのが面倒