目次
釘打ち機ってなに?
電動釘打ち機の選び方
種類で選ぶ
釘打ち機は常圧と高圧の2種類があります。コンプレッサーが常圧か高圧のどちらを使うかで適応される釘打ち機が決まります。また、用途と釘の種類によって選ぶ釘打ち機も違ってきます。プロの大工さんが使うのはロール釘打ち機が多く、DIYユーザーには床張りやベニヤ張り、シート張りなど内装工事に特化したステープル、フロアタッカー、仕上げ釘打ち機などが多く使われています。常圧ロール釘打ち機
常圧ロール釘打ち機は、高圧と比べてパワーの違いはほとんどありませんが、エアの気圧が小さいために、作業の際に反動が大きく感じることがあります。また、高圧ロール釘打ち機に比べてボディが大きく重いモデルが多いです。釘打ち機の特徴的である釘を連打する機能を使うため、釘はワイヤー(針金)やプラシート(プラスチック)などで連結されているロール形状のものを使います。高圧ロール釘打ち機
高圧ロール釘打ち機は、エアの高圧化が実現されたことから、釘を打ち込むピストンの部分がコンパクトになっています。よってボディがより小型・軽量化されています。また反動も小さく作業時の減音も施されています。効率化が実現されるため、2×4工法といった大量の釘を連続で打つ建築作業に適しています。釘はワイヤー(針金)やプラシート(プラスチック)などで連結されているロール形状のものを使います。釘の種類、長さで選ぶ
金額で選ぶ
高圧・常圧ロール釘打ち機は平均的に5万~8万円台。最新型には10万円近いものも。仕上げ用に特化したフィニッシュネイラやステープル用のエアネイラなどは1万円以下~3万円台といった安価なもあります。重量で選ぶ
人気メーカーの製品を選ぶ
釘打ち機を扱う主要メーカーは、MAX、日立工機、マキタです。取り扱う種類もこれらのメーカーは群を抜いています。MAXは釘打ち機に「高圧コイルネイラ」または「スーパーネイラ」という総称を用いています。日立は「ロール釘打ち機」、マキタは「エア釘打ち」と、それぞれメーカーによって名称が違うので覚えておくと、商品を探しやすいですよ。DIYからプロまで愛用!3大メーカーのおすすめ電動釘打ち機
日立
高圧ロール釘打ち機 NV50HR(S)
・対応釘:
針金32~50mm
シート25~50mm
仕上げ用釘打ち機 NT50AE
・対応ネイル長:16~50
・使用空気圧力:5~8.5kg(f/cm2)
・装填数:100針
・重量:1.0kg
マキタ
高圧エア釘打ち機 AN635
・対応釘:2×4、躯体、コンクリート、サイディングほか
・備考:極細12mmの先端スリム
高圧エアビス打ち機 AR411HR
・使用ビス長さ:連結ビス(コイルタイプ)25~41mm
・備考:内装石こうボード用
・重量:1.9kg
マックス
高圧釘打ち機 HN-50S1(D)
・使用釘:
プラシート連結25~50mm(太さ1.59~1.83mm)
ワイヤ連結32~50mm(太さ2.1mm)
・使用空気圧(約):1.2~2.3MPa(12~23kgf/cm2)
・重量:1.4kg
常圧ステープル用エアネイラ TA-20A/422J
・ステープル装填本数:100本(1連)
・ステープル足長さ:10・13・16・19・22(mm)
・重量:1.1kg
コスパ抜群! 安くて満足度が高い10,000円以下の電動釘打ち機
クロスワーク エアータッカー
・対応:50mmまでのストレートタイプのタッカー針
・重量:1.9kg
コンパネ、ベニア、合板を固定しました!とってもいい感じ。木ねじをインパクトドライバーで打つより早い安いきれい。<br />例えば11ミリのベニア板を2枚貼り合わせるのに、20ミリのネイルを打てば、木ねじよりも断然きれい。裏まで突き出る心配なし
出典: Amazon
若井産業 エア釘打ち機 TS41025
幅10mm×長さ8~25mm
・サイズ:249x186x57mm
・重量:1.26kg
注文して2日ほどで手元に届きました。
肩幅4mmと10mmの両方打てるので便利です。しかもこの価格は大変魅力的で 肩幅が専用で倍以上する大手メーカー品は要らないですね。
早速 ステープル挿入して試打してみましたが問題なく打てます。ただ他の人が言っていたように4mmを打ったときは構造上10mmの打痕が残ります。これは 打ち込み深さの調整次第で化粧材にも対応できる感じなので、もう少し使用してみて またレビューしたいと思います。
出典: 楽天市場
パオック タッカ&仕上釘打ち機 ATF-3204PA
・使用可能ステープル:J型(内肩幅4mm、脚長16~25mm)
・使用可能ネイル:F型(頭径1.9mm、脚長15~32mm)
エアタッカー 1013J
・用途:バイクシート、化粧ボード、断熱材、ベニヤ張り用
・備考:釘打ち10mm/針5000本付
中古もねらい目
楽天 中古市場
https://event.rakuten.co.jp/used/コンプレッサー選びも重要!必携のおすすめモデル
日立工機 高圧エアコンプレッサ EC1445H2
・モーター:直流ブラシレスモーター
・空気タンク内最高圧力:4.4MPa
・空気タンク容量:12L
性能の期待通りですし、思ったよりは静かです。振動も思ったより小さくて、期待以上の物でした。
出典: Amazon
マキタ エアコンプレッサー AC461XLB
・タンク容量:11L
・重量:15.5kg
マックス 高圧エアコンプレッサ AK-HL7900E
・モーター出力(kW):0.75
・タンク内最高圧力:44気圧
・発生音:
通常運転時66dB
静音モード時62dB
・備考:高圧・低圧釘打ち機
釘打ち機の使い方
Step1. 釘を入れる
釘を装填する際は必ずトリガがロックされていることを確認し、エアホースなどの装着は避けてください。釘の長さに合わせてチェンジプレートの高さを調節し、マガジンキャップを開いて釘を入れます。この時、先端の溝まで釘がセットされているかを確認し、マガジンキャップを閉じます。Step2. エアコンプレッサーを準備する
バッテリーとエアコンプレッサーを接続したあと、エアコンプレッサーと機体をしっかりとエアホースを差し込みます。エアコンプレッサーの電源を入れ、メモリが必要圧力(600~700)を指すまでしばらく待ちます。Step3. トリガーを引いて打ち込む
釘打ち機の先端を打込対象物に押し当ててトリガーロックを解除します。トリガーを引いて釘を打込みます。安全のため、先端を対象に押し当てない限り、釘は発射されません。トリガーを引いたまま先端を打込対象物に押し当てる操作を繰り返すことで連続打ちが行えます。釘打ち機を安全に使うための注意点
・釘打ち機を使うときは、必ず保護メガネを着用する
・周辺機器が正しくしっかり接続されているか確認する
・子どもが近くにいるときは使わない
・人に向けない
・使わない時、移動する時はトリガーから指を離し、ロックをする
・連射機能は慣れてから使う