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防犯砂利おすすめ【12選】効果、選び方、敷き方、メリット・デメリットなど


防犯砂利のおすすめ商品(価格・種類)と正しい敷き方について紹介します。リーズナブルでありながらも高い防犯のほか、白い砂利などを使って気軽に模様替えを楽しむこともできるのです。防犯砂利を敷くことのメリット・デメリットも合わせて解説します。
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MitsuyaNao

埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。…続きを読む

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出典:Pixabay
家の周りに敷けば、手軽に防犯効果を得られる「防犯砂利」。お家の雰囲気を変えることができる、雑草対策になる、といったメリットも!ガーデナーさんも必見のアイテムですよ。おすすめの防犯砂利について、メリットだけでなくデメリットも交えながらご紹介します。

▽おすすめの種類や価格などについて、こちらの記事でご紹介していますので、あわせてご覧ください。

雑草の繁殖防止にも!防犯砂利に期待できる効果

防犯砂利とは?

防犯砂利とはその名の通り、防犯効果が期待できる砂利のこと。普通の砂利より粒が大きめで、上を歩くとジャリジャリと大きな音がします。この音が空き巣対策に有効です。

防犯以外に期待できる効果

雑草の繁殖を防ぐ

防犯砂利を敷けば、地面がむき出しのままよりずっと雑草が生えにくくなります。雑草対策の効果を高めるには、隙間ができないように厚く敷きましょう!たまに雑草が生えてきてしまっても、除草剤をまけば草むしり要らずです。

 

靴が汚れなくなる

防犯砂利は地面の土を隠してくれます。天気が悪い日でも靴が汚れなくなりますよ。泥跳ね防止、水たまり防止に有効です。

 

手軽に庭の模様替えができる

防犯砂利を敷けば、手軽にお庭の模様替えができます!お家の雰囲気を変えたいときに是非取り入れてみてください。商品ごとに色や粒の大きさが違うので、好みやお家の外観に合わせて選びましょう。

防犯砂利のデメリット

出典:Pixabay
ただし、防犯砂利も良いところばかりではありません。次のようなデメリットがあります。

掃き掃除が不便

葉っぱが落ちやすいところに防犯砂利を敷くと、掃き掃除がしにくくなってしまいます。家の敷地内にある細い通路や、勝手口の間など、防犯砂利を敷くなら近くに落葉樹がないところがおすすめです。

ペットやお子さまの怪我に注意

足場がゴロゴロしてしまう防犯砂利は、走ったり歩いたりしにくくなるだけではなく、転んだときに怪我をするリスクが高まります。お子さまがいるご家庭、ペットがいるご家庭は特に注意が必要です(その反面、野良猫対策には有効)。お子さまやペットを普段遊ばせないスペースに敷きましょう。

音がうるさいために隣に迷惑が掛かる場合も

音がかなり大きく出るものもあるため、近所迷惑になることも考えられます。家と家が密集している場所や、夜遅くに出入りするご家庭では、お隣に配慮して使用しましょう。

防犯砂利の選び方|種類別メリットとデメリットも

出典:Pixabay

種類で選ぶ

軽くてお手頃価格な「ガラス製」

防犯砂利のメジャーな素材はガラスです。ガラスを溶かしてから砂利状にしています。

 
 メリット お手ごろ価格で、軽く使いやすいのが魅力。踏んだ時に大きい音を立てるものが多く、防犯には最適です。リサイクルガラスを使用したものなども多く、エコにも貢献!
 デメリット 上を歩くたびに削れて小さくなり、だんだん音がしなくなるので、定期的に交換する必要があります。長い目で見ると価格が高くなるリスクも考慮すべき点です。
 

保水性が高い「天然石や溶岩」

天然石や溶岩でできた防犯砂利です。時間が経つほどに、風景と溶け込んでより美しさが出てくるものも。

 
 メリット ガラス素材よりも削れにくいので、長く使用できるのが魅力です。おしゃれなものが多く、庭を美しく演出。砂利をあまり交換せず、長期的に使いたいご家庭向きでしょう。
 デメリット お値段が高め。種類によっては重いものもあるため、女性一人で敷くには大変な場合もあるかもしれません。
 

歩いたときの音の大きさで選ぶ

出典:Pixabay
防犯砂利を選ぶ際に重要なのが、「ちゃんと大きな音がするか?」ということ。せっかく防犯効果を期待して買うのに、踏んだときにあまり音がしなかったらがっかりですよね。「防犯」と表記されている砂利なら音が大きいですよ。このタイプはガラス製に多いです。

重さで選ぶ

敷きやすさ重視なら軽い防犯砂利、風で飛ばない安定性の高さ重視なら重い防犯砂利がおすすめです。

色で選ぶ

自宅のエクステリアに合った色の防犯砂利を選びましょう。グレー系やブラウン系、ホワイト系など、カラーバリエーションはさまざまです。

【10選】人気の白や天然石など、おすすめの防犯砂利

ガラス原料

カラーが豊富!

アイリスオーヤマ 防犯防草の砂利 60L

ホワイト、ブラウンミックス、3色ミックスなど、カラー展開が豊富なので、ご自宅の雰囲気に合わせた色を選ぶことができます。1.5平米に敷詰めることができるお得な60L入りでコスパもいい!焼成加工をしているので、清潔に使えます。

・材質:発泡石(高温で溶解したリサイクルガラス・発泡軽石状・焼成加工)

大きな音で防犯

グリーンテック 防犯の砂利

約72デシベルのジャリジャリ音が、侵入者を遠ざける防犯砂利です。鉢底石としても使えます。広めのスペースにも敷き詰められる30L×3袋のセットです。

・内容:30L×3袋
・材質:リサイクルガラス

軽くて扱いやすい

防犯ジャリ鳴~る ミックス

大きさ約2~5cmの防犯砂利です。比較的軽量なので、女性ひとりでも敷きやすく、鉢底石としてガーデニングや家庭菜園にも利用可能。

・材質:リサイクルガラス

シンプルな白

ガラスから生まれた防犯砂利

廃ガラスをリサイクルした、エコな防犯砂利です。白なのでお家の雰囲気を壊しにくく、どんなテイストのエクステリアにもおすすめです。

・材質:リサイクルガラス

狭い場所におすすめの小容量10L

特選化粧砂利

大きな音を出す見た目に趣のある防犯砂利。玄関、アプローチ、庭の景観を損ねることなく防犯対策ができます。比重が水より軽いため雨水などの流れ込む場所や傾斜のある場所へは向いていません。

・材質:リサイクルガラス

天然石

洋風ガーデンにおすすめ

レンガイエロー

・内容:15kg

他にないクールな雰囲気!

黒色溶岩砂利(ブラックカル)

水槽でも使われている、天然の溶岩砂利。珍しい真っ黒な色が庭を引き締めてくれます。クールな雰囲気の庭作りにおすすめです。

・材質:溶岩砂利

ナチュラルな赤サビ色

黒色溶岩砂利(ブラックカル)

水槽でも使われている、天然の溶岩砂利。珍しい真っ黒な色が庭を引き締めてくれます。クールな雰囲気の庭作りにおすすめです。

・材質:溶岩砂利

ジャリジャリ音でしっかり防犯

ネクスタイル(NXstyle)防犯ジャリィ

踏むとジャリジャリ音が鳴り、泥棒を遠ざけます。10kg×2袋入りです。お庭に馴染むブラウンカラーで、植木のまわりに雑草除けとして敷いても◎。

・材質:天然石

赤と黒がおしゃれ

砂利

赤サビ色の砂利です。天然石なので、より自然な雰囲気を楽しむことができます。雨に濡れるとより美しさが引き立ちますよ。1平米に4~5袋が目安です。

・材質:天然石

【2選】大きな音を出したくない、玄関前やガーデンには准・防犯砂利を

玄関前や視覚が広く取れたガーデンなどに、防犯砂利は音が大き過ぎるかもしれません。住んでいる家族がよく歩く場所には、准・防犯砂利がおすすめです。

瓦チップ

すぐれた透水性と保水性を持っているので、ぬかるみ防止やヒートアイランド現象の防止にも最適。また、水はけがよくなり水たまりができにくくなります。リサイクル瓦なので、少し色がついた箇所もあり、より自然になじみます。

・材質:瓦チップ


ナチュラルマーブライト ピンク

自然で可愛らしいピンク色でやさしい丸みなので、お子様がいるご家庭でも安心!乾いている時は白っぽく、濡れると濃いピンクと茶がはっきり出てくるなど色の変化もあり、さらに割れにくい性質なので長い期間楽しめます。

・材質:天然大理石



防犯砂利の敷き方|用意する量はどれくらい?

除草して防草シートを敷く

まずは防犯砂利を敷く場所の雑草を取り除きましょう。雑草があると砂利の音が小さくなります。手でむしったり、刈払機でカットしたりすると根が残りやすいので、おすすめは除草剤の使用です。雑草を取り除いたら、地面に防草シートを隙間なく敷きましょう。除草シートをズレないように固定したら、その上から防犯砂利を敷きます。

防犯砂利の高さは地面から3~5cmにする

防犯砂利は3~5cmの厚みになるように敷きましょう。薄過ぎると地面が見えやすくなり、雑草よけの効果も半減します。

1平米あたり60~80kgの砂利が必要

防犯砂利の量は、1平米あたり60~80kgを目安に用意してください。平米数は縦×横の長さで計算します。例えば、縦3m×横1mの場所なら3平米です。

防犯砂利を敷くときのポイント

出典:Pixabay

自宅の雰囲気に合った防犯砂利を敷く

自宅の雰囲気に合った防犯砂利を敷くと、より庭がおしゃれに見えます。同じ茶色でも材質によって雰囲気が大きく変わってくるので、レンガや瓦、ガラスなど、いろいろ見比べてみましょう。

狙われやすそうな場所を見極める

空き巣で狙われやすいのは、隣の家との間や道路から死角になる部分です。家の正面のような目立つ部分より、「ここは狙われやすそう」と思う窓や勝手口の近くに敷けば、効果的に防犯対策ができます!

狙われそうな死角に、防犯砂利!

防犯砂利を敷くなら「家の目立たない場所=狙われやすい場所」がおすすめです。また、防犯砂利はもし余ってしまっても、鉢底鉢にする、雑草除けとして庭木の株元に敷いてみる、といった使い方ができます。ここ!と思う場所に敷き詰めて、防犯対策を始めましょう!


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