大根を葉まで丸ごと保存する方法とは?保存食レシピも紹介!

冬野菜の代表といえば大根。冷蔵・冷凍・常温の一般的な保存方法・期間や土付き・大量に収穫した大根の保存方法についてご紹介します。また、大根の葉っぱの保存方法や長期保存できるおすすめのレシピも伝授。大根を長くおいしく保ちましょう。


山積みの大根

出典:写真AC
煮物からサラダ、漬物までさまざまな料理に使える大根。丸ごと一本買うと安いけれど、新鮮なまま最後まで使い切る自信がない…そんな風に悩んだことはありませんか?そこでこの記事では、大根をおいしく長持ちさせる保存方法をご紹介します!

野菜の保存についてはこちらの記事でも!


まずは基本!大根を保存する前に

大根
出典:写真AC

大根は縦に置く

大根の保存の基本は、立てて保存するということ。大根は土中で縦に成長する野菜なので、横に寝かせてしまうと縦に起き上がろうとエネルギーを使い、その際水分や糖分を浪費して早くしおれてしまうのです。後ほど詳しく説明しますが、冷蔵庫で保存する場合は、立てて入れられる長さに切り分けましょう。

大根の葉は切り落とす

葉付きの大根を入手した際は、葉の部分を切り落としてから保存しましょう。そのままにしておくと、葉が大根の栄養分を吸収してしまい、しなびてしまう原因になります。葉の部分もおいしく食べられるので、捨てずに活用しましょう!大根の葉の保存方法も、後で紹介しますので参考にしてみてください。

大根の保存方法と保存期間

切り干し大根作りの様子
出典:写真AC
大根の保存方法には、「常温」「冷蔵」「冷凍」「干す(乾燥)」などがあります。
大根は一年を通して店頭に並んでいる野菜ではありますが、本来の主な出荷時期は、春・秋~冬の期間です。そのため大根を保存するには、0~5度位が最適な温度とされています。その点で考えると、冷蔵庫の野菜室または冷蔵室が大根を保存するにはベストな環境といえるでしょう。

大根の保存方法別・保存期間目安

保存方法 保存期間目安
 常温(冬場)  2週間
 冷蔵  2週間
 冷凍  1カ月
 土中  6カ月
 乾燥  6カ月~1年

大根の保存方法その1|常温

大根の保存
撮影:AGRI PICK編集部
大根はあまり常温保存には向いていませんが、気温の下がる冬場であれば冷暗所での保存は可能です。水分が蒸発しないよう、湿らせた新聞紙で大根を包み、立てて置いておきましょう。常温保存は冬の間で約2週間ほどが目安です。

大根の保存方法その2|冷蔵庫

大根を冷蔵庫で保存する方法をステップごとにご紹介します。夏場など気温が高い時期は、大根がしなびてしまう前に冷蔵庫へ。

Step1. 3つのパーツに切り分ける

大根を切り分けて保存
撮影:AGRI PICK編集部
まずは大根を首(葉元)、中間、先端部分の3つに切り分けます。

首(葉元)部分

甘味が強い首部分は、サラダや漬物に最適。

中間部分

やわらかく、甘味と辛みのバランスがとれた中間部分は幅広い料理に使えます。

先端部分

辛みが強い先端部分は、大根おろしにおすすめです。

Step2. それぞれを新聞紙で包む

大根を切り分けたら、それぞれのパーツを新聞紙やキッチンペーパーで包みましょう。こうすることで、大根の水分が蒸発するのを防ぎます。ラップでくるむのもおすすめです。

Step3. 保存袋に入れて冷蔵庫へ

大根をジップロックに入れて保存
撮影:AGRI PICK編集部
新聞紙などで包んだ大根は、保存袋またはポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜庫または冷蔵室で保存しましょう。保存期間の目安は、約2週間です。

大根の保存方法その3|冷凍

大根は冷凍保存もできちゃいます。冷凍すると大根の繊維が壊れるため、下ゆでをしなくても味が染みやすくなるというメリットも。カットしておけば、時短料理の手助けにもなるのでおすすめです!約1カ月を目安に使い切りましょう。

使いやすい大きさにカット

大根を輪切りとイチョウ切りにしてジップロックに入れたところ
撮影:AGRI PICK編集部
大根はあらかじめカットしてから冷凍しましょう。カットの仕方は、料理に使いやすいイチョウ切りや厚めの輪切りがおすすめですよ。イチョウ切りは味噌汁の具や炒め物に、輪切りは煮物やおでんにどうぞ!

おろしにしてもOK!

大根おろしにしてジップロックで保存
撮影:AGRI PICK編集部
手間のかかる大根おろしは、まとめて作って冷凍保存しておきましょう。ラップで小分けにしてから、保存袋に入れて冷凍すると調理に使いやすいですよ。袋は平らに寝かせて冷凍しましょう。

収穫した土付き大根の保存方法は?



泥付き大根
出典:写真AC

土は落とさないで!

土付きの大根は、洗わずにそのまま保存してください。土は大根を温度や湿度の変化から守ってくれます。湿らせた新聞紙でくるんだら、土で周囲が汚れないように袋に入れて保存します。

大量の大根は土の中や雪の下に

出典:PIXTA

土の中で保存

家庭菜園で採れた大量の大根、保存する場所がないと困ってしまいますよね。そんなときには、土の中に埋めて保存!根菜である大根ならではの方法です。
大根を縦にできる深さまで穴を掘ったら、葉を切った大根を入れ、土をかぶせます。このとき大根同士が重ならないようにしてください。秋冬に収穫されたものであれば、約6ケ月もの長期保存が可能です。

雪の下で保存

冬で積雪していたら、大根を雪に埋めて保存するという方法もあります。雪の下は温度が一定で凍らず適度な水分もあるため、昔から雪国ではニンジンや大根をこの方法で保存してきました。市場でも、甘みが凝縮されておいしい「雪下野菜」「越冬野菜」として出回っていますよ。

捨てるなんてもったいない!大根の葉の保存方法

大根の葉
出典:写真AC
大根の葉は、実は白い根の部分より栄養があるって知っていましたか?ほうれん草と比べると、なんとビタミンAは同等量、ビタミンCとカルシウムに至っては大根の葉のほうが多く含まれているんです。そんなすてきな食材を、捨てるなんてもったいないですよね。葉の部分も保存して、料理に活用しましょう!

大根の葉の保存方法

冷蔵保存の場合

葉の部分を切り離したら、切り口が乾燥しないようにラップかキッチンペーパーで包んでポリ袋へ入れ、冷蔵庫の野菜室へ。根の部分と同じく立てて保存しましょう。または、塩ゆでしてから水気を絞り、タッパーか保存用袋に入れて冷蔵するのもおすすめです。冷蔵では2~3日ほどしか持たないので、早めに使ってください。

冷凍保存の場合

冷凍する場合は、大根の葉を塩ゆでして粗熱を取り、余分な水分をキッチンペーパーで吸い取ります。あとは調理しやすい大きさにカットし、保存袋に入れて冷凍してください。料理に使う1回分ずつの量をラップで小分けにすると便利ですよ。冷凍での保存目安は1カ月ほどです。

大根を加工して保存食に!簡単レシピ4選

大根の調理イメージ
出典:写真AC
大根をおいしく保存できるレシピをご紹介します!多めに作っておけば、常備菜やお弁当のおかずなどにも便利ですよ。

大根のにんにく醤油漬け

大根の保存食 醤油漬け
撮影:AGRI PICK編集部
にんにく風味が効いた、お酒のおつまみにぴったりな醤油漬け。保存目安は、冷蔵で7日です。

大根と鶏肉の照り煮

大根と鶏の煮物
撮影:AGRI PICK編集部
大根と鶏もも肉を炒り煮にした、ボリュームのある一品。冷蔵で5日、冷凍で1カ月ほどもつので、作り置きにおすすめです!

大根ナムル

大根の保存食 ナムル
撮影:AGRI PICK編集部
ポリ袋一つで簡単に作れる大根ナムルです。半日以上寝かすと味がよく染み込みます。冷蔵で5日保存できるので、常備菜にいかが?

大根もち

大根もち
出典:写真AC
中華料理でおなじみの大根もちも、冷凍すれば1カ月もつ保存食に。やわらかモチモチでお箸が進みます!

切り干し大根や漬物に便利な調理グッズ

昔ながらの大根の保存食といえば、切り干し大根。長期の保存には最も適した方法といえるでしょう。
そのほか、大根は漬物にして保存するのもおすすめです。賞味期限は製法にもよりますが、浅漬けでは数日から一週間程度、干し大根で作ったたくあんは1年ほどが目安になります。
ここでは、切り干し大根と漬物を作るのに便利な調理グッズをご紹介します!

切り干し大根作りに

ITEM
羽子板型切干突
あると便利な、切り干し大根を作るときの道具です。ちょっと太めにスライスされた切り干し大根ができます!かみ応えがあり、食感を楽しめる仕上がりです。

・サイズ:縦35×横11.5×厚さ2.2cm
・材質:本体:天然木、刃:18-0ステンレス

大根を干すときに

ITEM
ひもの干し網3段
切り干し大根を干すときはこれ!切り干し大根だけでなく、魚の干物、ジャーキー、乾燥フルーツなどが作れます。中が3段になっているので大量に作れて、細かい網目が虫を通しません。

・サイズ:使用時/幅30×奥行20×高さ40cm
・材質:アミ/ポリエチレン、枠/鉄(焼付塗装)

梅干を干すのに活躍してくれました。
1.5キロくらいの量だったらこの3段でいけます。



    漬け物作りに

    ITEM
    森修焼(しんしゅうやき)つけもの三昧
    大根の漬け物作りにおすすめな容器です。陶器なので、漬物や干物の臭いが移りにくいですよ。ぬか漬けも一夜漬けも自由自在!

    ・サイズ:縦17×横24×高さ12.5cm

    色、型ともに清潔感、機能性に優れていて何よりおしゃれ。毎朝、冷蔵庫から取り出して良い感じに漬かった野菜で朝ごはんをいただく楽しさがいや増す。



    賢く保存して大根を丸ごと使い切ろう!

    葉付きの大根
    出典:写真AC
    大根は、上手に保存すれば長く使える優秀な食材。賢く保存して、丸まる一本最後まで使い切りましょう!保存食作りにもぜひ挑戦してみてくださいね。

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