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野菜くずを活用!「ベジブロス」の意味や、含まれる栄養とは
日々、料理とともに出る野菜くずを有効活用できるという「ベジブロス」は、「ベジタブル(野菜)」と「ブロス(だし)」を組み合わせた造語。皮やヘタ、種など、食べられないと思っていた野菜くずを煮出すだしたスープのことで、奥深い旨味はもちろんのこと、「ファイトケミカル」という機能成分を多く含みます。「ファイトケミカル」とは?その効果は?
ファイトケミカルは植物に含まれる天然の化学物質で、強い抗酸化成分や免疫力増強効果があります。
このファイトケミカルは、野菜を煮出すことでさらに含有量が高くなることが医学的に解明されてきました。
出典:Whoie Food「ベジブロスとは?」http://whole-food.jp/vegebros/
抗酸化成分といえば、アンチエイジングに有効ということでも有名な成分で見逃せません。
捨ててない?野菜くずに含まれるのはこんな栄養
例えば、多くの人が「捨てて当然」と思っていそうな玉ねぎの茶色い皮。ここにもファイトケミカルはたっぷり含まれています。また、かぼちゃやパプリカなどの種にはファイトケミカルはもちろん、ビタミンやミネラルも豊富。トマトやかぼちゃなどは、表皮と実の間が非常に栄養価の高い部位なのだそうです。
野菜くずがお宝に 栄養満載のだし「ベジブロス」(NIKKEI STYLE):https://style.nikkei.com/article/DGXMZO80445340T01C14A2000000?channel=DF130120166104&style=1
ベジブロスに向かない野菜は?
基本的にどんな野菜でも使えるのがベジブロスの魅力ですが、ゴーヤなどの苦味がある野菜は好みが分かれるところ。また、かぼちゃの種やキャベツの芯など、アクが出やすいものも、苦手と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
気になる食材は少しずつ取り入れて、自分の好みを探ってみるのも楽しいですよ。
気になるのは残留農薬。上手にカットする方法は?
野菜くずを減らせるのは魅力的とはいえ、農薬が気になるから皮をむいていたのだけど……という人も多いのではないでしょうか。根菜類は残留農薬が少なめですが、専用のスポンジでこすり洗いをすれば、さらに洗浄効果は上がるようです。葉もの野菜などは、30秒ほど流水にさらすのがポイント。また、塩水や2倍の水で薄めた酢に漬けるとアク抜きも兼ねられるのでおすすめです。
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有機野菜を使うという選択肢も
洗ったとしても、野菜を煮出して使うベジブロスは残留農薬の危険性が心配……という方は、有機野菜を使うという選択肢も。下記のページでは、「有機」「無農薬」「オーガニック」の意味の違いも紹介されているほか、直売所やお取り寄せの方法なども紹介しているので、チェックしてみてください。→詳細はコチラ
シンプル!黄金に輝くスープ「ベジブロス」の作り方
詳細はコチラ→Whoie Food「ベジブロスの作り方」:http://whole-food.jp/vegebros/
黄金色の正体は玉ねぎの皮!おいしさの秘密は野菜の種類
ベジブロスでよく見かける黄金色を出すには、玉ねぎの皮がおすすめ。また、野菜は旬のもので、また種類は多い方がおいしく仕上げられるようです。トマトのヘタ(葉もそのまま!)やだいこんの頭、にんじんの皮など、ついつい捨ててしまいそうになる野菜くずは、今日から行き先をジッパーなどの保存袋に!保存のコツはよく水気を切っておくことです。保存は冷凍でも冷蔵でも
粗熱を取ったスープは冷蔵庫で1週間程度保存が可能。また、製氷皿などに入れて凍らせれば、2~3カ月ほど保存できるそうです。冷凍する場合はフタ付きの製氷皿が衛生的かつ使いやすいのでおすすめ!TOPELEK 製氷皿 フタ付き アイストレー シリコン

TOPELEK 製氷皿 フタ付き アイストレー シリコン
シリコン製なので電子レンジの使用もOK。フタ付きなので重ね置きができるほか、ほかの食品の匂いがつくのを防ぐことも可能です。
・内容:4点セット(1ケース14個取り)
・カラー:グリーン
・参考価格:1,700円前後
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忙しいアナタに!時短なら圧力鍋
圧力鍋なら煮込み時間の短縮が可能。圧力をかけすぎると野菜が煮崩れてしまうので、圧力がかかったらすぐに火を消すのがポイント。そのまま圧が抜けるまで放置でOK!ティファール 圧力鍋 4.5L

日々の味噌汁やスープに活用!炊き込みごはんのレシピも
→クックパッド「ベジブロスでとうもろこし炊き込みご飯」:https://cookpad.com/recipe/5134772