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ライター - MitsuyaNao
埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。…続きを読む

出典:PIXTA
つるバラを美しく魅せるオベリスク。人気のクレマチスをはじめとした、つる性植物全般に使えるガーデニングアイテムです。高さ1m以下の小型オベリスクなら、玄関前やベランダなどの狭い場所でも、小さな鉢でつる性植物を仕立てることができます。オベリスクを選ぶポイントや、Amazon・楽天市場でも買えるおすすめのバラをご紹介します!
オベリスクとは?狭い場所を彩るガーデニングアイテム!

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オベリスクとは、つる性植物を巻きつけて育てる柱状の支柱です。支柱とはいっても、素っ気ないただの棒ではなく、立体的に作られています。凝った模様を描いていたり、アンティークな飾りが付いていたりと、メルヘンチックな雰囲気です。オベリスクは縦長かつ省スペースなので、狭い場所を彩るのが得意!
どんなオベリスクを選べばいい?

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オベリスクはずっと屋外に設置しておくものです。そのため、雨風に吹かれても錆びにくい、塗装がしっかりとしたものを選びましょう。また、小型のオベリスクは、つるが巻きづらく、折れることも考えられます。こういったオベリスクはデザイン重視で、枝が細い小輪種向きのつくりです。育てたいつるバラが大輪種であればあるほど、直径と高さがあるしっかりめのオベリスクを選びましょう。
オベリスクのおすすめ人気ランキング4選
1位:タカショー G-story オベリスクスリム ショート
タカショー G-story オベリスクスリム ショート
狭い場所におすすめ!スリムなオベリスクです。広い庭がなくても、10号以上の鉢に立てて玄関先やベランダに置けば、つる性植物の育成が楽しめます。
・サイズ:10号以上のバラ鉢
2位:アサヒペン タワートレリス TOR-140
アサヒペン タワートレリス TOR-140
鉄製のトレリスです。画像だと少し分かりづらいですが、色は深いグリーン。成人女性の身長よりやや小さく、横幅も30cmと細め。小輪系のつるバラにおすすめです。
・サイズ:W30×D30×H140cm
3位:日本製オベリスク BK-220
日本製オベリスク BK-220
10号~12号の鉢と合う、スチールパイプに樹脂コーティングをほどこしたオベリスクです。プランターを乗せれば、フラワースタンドとしても楽しむことができます。
・サイズ:直径40cm×高さ220cm(埋め込み時200cm)
4位:ミニオベリスクC 高さ200cm型
ミニオベリスクC 高さ200cm型 (直径25cm)
▼サイズ:高さ200cm×直径(幅)250cm
初心者におすすめ!小型のオベリスク
ミニオベリスクA 高さ120cm型 (直径25cm)
ネジ不要で組み立てカンタン。リング部の位置調節もラクラク。ヒンジ機能により角度が調節できますので、地面・プランターはもちろん鉢にも使用できます。
・サイズ:高さ120cm×直径(幅)25cm
オベリスク191cmとロゼアポット直径45cm
使いやすいサイズのオベリスクと、ちょうどいい大きさの鉢がセットになっています。初心者さんにおすすめな、届いたらすぐに植え付けができる商品です。
・サイズ:直径45x高さ200cm
アサヒペン オベリスク(小) OBE-170
こちらも、女性の身長と同じくらい。ベランダや玄関先にぎりぎり置けるサイズ感です。すっきりとしたデザインが、お花を引き立てます。
・サイズ:Φ40×H170cm
アンティーク感あり!アイアン素材のオベリスク
アイアンオベリスクS TKTB-S90
アイアン製オベリスクです。アイアン製の魅力は、アンティークな雰囲気。ずっしりとした重厚感があり、お庭を絵本の世界のような雰囲気に導いてくれます。
・サイズ: 幅320x奥行320x高さ1800mm
バルーンオベリスク
▼サイズ:高さ約44cm×直径約28cm(埋め込み後地上部約30cm)
スチール製のオベリスク
DAIDO オベリスク(S)ホワイト TKTB-S90W
白いオベリスクってなかなかありませんよね。緑が引き立つので、花がない段階のバラもより美しく観賞できます。錆びにくいスチール製です。大輪種にもおすすめ。
・サイズ:高さ180cm、直径32cm
オベリスクと相性のいいバラ苗

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ピエールドゥロンサール
バラ苗 ピエールドゥロンサール 国産大苗6号スリット鉢
中心部がピンクの「ピエールドゥロンサール」は、1987年にフランスで作出された品種です。つる性で、花径は9~12cmほど。樹高は3mくらいになります。大きめのオベリスクにおすすめです。
・サイズ:6号
スーパーエクセルサ
スーパーエクセルサ
スーパーエクセルサは、1991年のADR賞(丈夫なバラの新品種に贈られる賞)受賞の多花性品種です。耐寒性・耐病性が強いうえに、ポンポンとした濃い花が繰り返しよく咲きます。
・サイズ:6号
オレンジメイアンディナ
バラ苗 オレンジメイアンディナ
小さなつるバラのオレンジメイアンディナは、小さな花をいっぱい咲かせる丈夫な品種。枝はしなやかで誘引しやすいため、オベリスクにおすすめです。
・サイズ:6号
ストロベリーアイス
バラ苗 ストロベリーアイス(FL覆桃)
名前の通り、イチゴのようなかわいいピンク色をしています。本来はブッシュタイプですが、シュートが長く伸びるので、四季咲きのつるバラとして利用可能です。
・サイズ:4号
クレマチス用のおすすめオベリスク

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アップルウェア ミニオベリスク B-120型
低価格が魅力!クレマチスにおすすめな、 かんたんに組み立てられるオベリスクです。楽天市場では、オベリスクの人気ランキング1位を獲得したこともあります。リーズナブルなので、試しにひとつ買ってみて損はないかも?
・サイズ:250Φx1,200mm
アーバンアーチ GSTR-RG03
鉢植えで育てたクレマチスやバラをそのままアーチに絡めることができます。直植えできないベランダなどでも憧れのアーチがつくれます。
・サイズ:幅139×奥行き35×高さ190cm、プランター有効内寸:直径320×高さ270mm
オベリスクを設置してみよう!立て方・誘引の方法は?

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1. バラを植え付ける
まずはバラの苗を植え付けましょう。植え穴を掘り、肥沃な土壌を作ってから、苗を固定します。苗の大きさは最大で150cm程度が望ましいです。
2. オベリスクを立てる
地植えの場合、バラのど真ん中ではなく、手前側に設置するときれいに見えます。風にあおられても傾かないよう、しっかり地面に突き刺すように足を埋めましょう。土がやわらかい、硬い、固定が甘いと感じるときは、杭を埋めたりコンクリートの基礎を作ったりしてもOKですが、普通は強く押し込むだけで問題ありません。

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3. つるをオベリスクに巻きつける
螺旋状になるように、つるをオベリスクに巻きつけます。直立状態だと、上の方ばかりに花が咲いてしまい、見た目がよくありません。バラの枝とオベリスクを結びつけるのに使うのは、麻紐やワイヤー、ビニールタイなどです。同じ方向にばかり巻くのではなく、時計回りの枝と反時計回りの枝を両方作ってください。傾きの原因になります。
4. 誘引のポイント
一番上の枝も、オベリスクに誘引します。オベリスクに対して枝が短いときも、長いときも同様です。また、枝同時の間隔は、大輪系なら30cm、小輪系なら15cm程度あけるようにしましょう。1度誘引した枝は冬にまき直しをすると、美しく観賞できます。
オベリスクは自作できる
オベリスクは、100均アイテムでそれっぽいものを作ることができちゃうんです!使うのは100均のプランタースタンド。縦に重ねてワイヤーや結束バンドで固定するだけで、円柱状のオベリスクができます。
オベリスクなら庭がなくても大丈夫
スリムなオベリスクを選べば、庭がないご家庭でも、鉢の上に設置するだけでバラやクレマチスを育てることができます。あなたもご自宅にオベリスクを導入して、プチガーデニングに挑戦してみませんか?
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