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この記事では、そんなヘンプシードについて詳しく解説します。ヘンプシードを使ったおすすめレシピも紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
「ヘンプシード」とは?
ヘンプシードは稲や小麦、大豆などと並ぶ「八穀」の一つとして、縄文時代から食べられている穀物です。現在では、その栄養価や効能が評価され、多くの機能性食品などの原材料に利用されています。
「ヘンプシードオイル」でヘンプシードの栄養素を手軽に摂取!
ヘンプシードオイルに含まれる栄養素
ヘンプシードオイルはスプーン一杯で、必須脂肪酸(主にリノール酸・α-リノレン酸)やビタミンEなどをバランス良く摂取することができます。特に必須脂肪酸は、植物性オイルの中ではダントツの含有量!必須脂肪酸は血中コレステロールの低下や高血圧、心疾患などを予防するといわれているため、ヘンプシードオイルはぜひ日常的に取り入れたいところです。必須脂肪酸の主な働き |
認知症の予防、血液サラサラ効果、動脈硬化・心疾患の予防、中性脂肪値の低下、肥満・メタボ予防、眼精疲労の軽減、アレルギー症状の抑制など |
ヘルシーで安全!
オイルというと、近年問題となっているトランス脂肪酸やコレステロールが心配になりますが、ヘンプシードオイルにはこれらは全く含まれていません。また、病害虫に強い植物である麻は、完全無農薬で栽培することが可能なため、ヘンプシードやヘンプシードオイルは健康的で安全な食品なのです。ヘンプシードに含まれる栄養価|どんな効果・効能があるの?
タンパク質を構成する「全20種のアミノ酸」を含有!
筋肉や内蔵、皮膚、血液など、人間の体をつくる重要な成分であるタンパク質。タンパク質は、運動時に必要なエネルギー源にもなり、疲労の回復や新陳代謝など生命活動を司る機能の維持には欠かせない成分です。そのタンパク質を構成しているのは、全部で20種類のアミノ酸ですが、このうち9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれ、残念ながら体内では合成することができません。そのため、必須アミノ酸を含有する食物の摂取が必要なのですが、なんとヘンプシードは、この必須アミノ酸9種を含む全20種のアミノ酸を含有!ヘンプシードを食べることで、体に必要な全てのアミノ酸を一度にとることができるのです。
ヘンプシードに含まれる必須アミノ酸9種と主な効能 | |
1. スレオニン | 脂肪肝の予防、成長促進 |
2. バリン | 成長促進、筋肉強化、肝機能の改善 |
3. メチオニン | 抗うつ、ヒスタミンの血中濃度を下げる |
4. イソロイシン | 成長促進、筋肉強化、肝機能向上 |
5. ロイシン | 肝機能向上 |
6. フェニルアラニン | 鎮痛作用、抗うつ効果 |
7. トリプトファン | 精神安定、鎮痛・睡眠効果 |
8. リジン | 体の組織修復 |
9. ヒスチジン | 脂肪燃焼効果 |
美容と健康の味方!「ミネラル(鉄分・亜鉛・マグネシウム)」が豊富
ヘンプシードには、ミネラルも多く含まれています。特にヘンプシードに多く見られる多いミネラルが、鉄分・亜鉛・マグネシウムです。ミネラルは健康な体や肌を保つためには必要な成分ですが、必須アミノ酸同様、体内では合成することができません。欠乏すると免疫力の低下や貧血などの体の不調の原因になってしまいますが、現代人の食生活ではミネラルが不足気味といわれています。【100gあたりのミネラル(mg)ほかの食品との比較】
鉄 | 銅 | 亜鉛 | マグネシウム | |
ヘンプシード | 13.1 | 1.3 | 6 | 390 |
ゴマ | 9.6 | 1.66 | 5.5 | 370 |
アーモンド | 3.6 | 1.17 | 3.6 | 290 |
レバー(豚) | 13.0 | 0.99 | 6.9 | 20 |
カキ(養殖・生) | 2.1 | 1.04 | 14.5 | 65 |
ゴマ「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
アーモンド「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
レバー(豚)「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
カキ(養殖・生)「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
さつまいもの約7倍!豊富な「食物繊維」で整腸効果
整腸効果で知られる食品の成分といえば、食物繊維。サツマイモやゴボウなどの根野菜やキャベツなどの葉野菜に多いイメージですが、なんとヘンプシードには、サツマイモの約7倍もの不溶性食物繊維が含まれています。不溶性食物繊維は水に溶けにくいため、水分を吸水して便のかさを増やし、大腸を刺激して便通を良くする効果があります。このほかにも、ビフィズス菌などの善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果も。不溶性食物繊維が豊富なヘンプシードを日常的に摂取することで、便秘の予防や改善が期待でき、さらに腸をきれいにすることで大腸癌のリスクを減らすことができます。女性にもうれしい、美肌効果にもつながりますよ!
通販で買える!ヘンプシード食品|オイル・ナッツ・プロテイン
ここからは、通販で手に入るヘンプシードのアイテムの中から、おすすめの商品を紹介していきます!ちなみに、ヘンプシードは1日にスプーン2杯程度(約30g)が目安。食べ過ぎるとおなかが緩くなることがあるので注意してくださいね。
トッピングに!ザクザク香ばしい「ヘンプシードナッツ」
・原材料:有機麻の実(非加熱)
・内容量:250g
・原産国:オーストラリア
このヘンプナッツなくしては
日々の生活がおくれないほど
美味しく毎日が楽しくてなりません。
疲労回復が早くなったように感じます。
出典: Amazon
パウダー状で溶けやすく使いやすい!「ヘンププロテイン」
・原材料:有機麻の実微粉末
・内容量:500g
・原産国:オーストラリア
単独だと飲めないので、
豆乳に溶かして、きなことココナッツシュガーを混ぜて飲んでいます。
明らかにお肌の調子がよくなりました。
はり、つやが出ました。
サプリメントは苦手ですが、これは続けられています。
なかなか食事だけではとれない栄養素ばかりなので
これからも毎日続けていきたいです。
出典: Amazon
上品な香りと軽い後味が魅力!「ヘンプシードオイル」
・原材料:食用麻の実油
・内容量: 180g
・原産国:カナダ
ダイエットの味方!スーパーフードを使った「おからクッキー」
・原材料:おから、片栗粉、豆乳粉、卵、ココナッツオイル、甘酒、カカオニブ、ゴジベリー、アサイー、マルベリー、キヌア、ヘンプパウダー、ヘンプシード、チアシード、ローストアマニ、バジルシードなど
・内容量:500g×2袋(10種類詰め合わせ・小分け包装)
美味しいし、お腹にもたまります!
堅すぎずホロホロすぎず、でもそれなりの歯ごたえでちょうどいい!
二個ずつの個包装だから持ち歩きにも便利。
それぞれのシードの味もしっかり感じるので、説明を読みながら「こんな味なんだ~」と思いながら楽しく食べられました。
まだ全種は味わってないので、楽しみ。
量が多いのでそう簡単にはなくならなそうですが、なくなったらリピしそうです。
出典: Amazon
毎日の食事がヘルシーに!ヘンプシード入り「スーパーフード雑穀米」
・原材料:ヘンプシード、胚芽押麦、黒米、キヌア、チアシード、発芽玄米、もち麦、アマランサス、大豆(遺伝子組み換えでない)
・内容量:120g(20g×6包)
健康の為色々なものを試しましたが、これが一番おいしいです。
また購入したいです。
出典: Amazon
ヘンプシードのおいしい食べ方は?おすすめレシピ5選
ヘンプシードを入手したら、さっそくアレンジレシピに挑戦してみましょう!ここでは、ヘンプシードを使ったおすすめレシピを紹介していきます。
1. まずは基本から!フルーツにトッピング
朝食やデザートにおすすめ!フルーツにヘンプシードをパラパラかけて召し上がれ♪ナッツのような香ばしい味わいが味わえますよ。ヨーグルトやサラダにかけるのもおすすめです。2. 材料に混ぜて焼くだけ!「ヘンプシードクッキー」
Rakutenレシピ「ヘンプシードの簡単混ぜて焼くだけヴィーガンクッキー」
3. 食感が活きる!「グリルチキン」にヘンプシードをプラス
Rakutenレシピ「ヘンプシードグリルチキンレシピ・作り方」
4. ヘンプシードオイルで「塩むすび」に香りをプラス!
Rakutenレシピ「ヘンプシードオイル×塩おにぎり」
5. 自分好みの味に!ヘンプシードオイルで「ドレッシング」
Rakutenレシピ「新生姜とヘンプシードオイルで簡単ドレッシング」