-
- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
最新型の縦型水耕システムと、立体的に組合せた養殖設備により、集積率を最大7倍に向上させ、駐車場1台程のスペースで、毎月最大1000株が栽培可能にし、縦型水耕システムの課題であった作業性を、大幅に高めたシステムです。
野菜と魚を一緒に育てる!人にも地球にもやさしい農法
アクアポニックスとは、水耕栽培と養殖を掛け合わせた、次世代の循環型農業。
魚の排泄物を微生物が分解し、植物がそれを栄養として吸収し、浄化された水が再び魚の水槽へと戻る、生産性と環境配慮の両立ができる生産システムです。
節水、エネルギー削減、肥料効率の向上
アクアポニックスは、従来の土地栽培と比較して約8割の水を削減し、水耕栽培と養殖を行うことで電気代も削減。魚のフン利用による肥料代削減に加え、「肥料生産・加工・輸送」にかかるCO2も削減できます。
また環境にやさしく、「無農薬・無化学肥料・無除草剤」です。
「アクポニハウス」の3つの特長
「アクポニハウス」は、アクアポニックスの生産設備一式を揃え、より簡単に導入できるようにパッケージ化した農場。
最新型の縦型水耕システムと、立体的に組合せた養殖設備により、集積率を最大7倍になり、面積あたりの生産量が大幅に向上することで、土地の狭い都市部でも、本格的なアクアポニックスの生産が可能となり、物流コストやエネルギーを削減しながら、採れたての新鮮野菜が地産地消できます。
特長1. 省スペース
野菜の集積度を高め、1㎡当たりの収量を平段栽培と比較して約7倍に。
5㎡、30㎡、100㎡の3サイズから選べます。
特長2. 生産設備一式がパッケージ化
サイズを選び、生産に必要な温室、アクアポニックス生産設備、環境制御の機材一式と、その施工も含めて、提供されます。設置場所や利用シーンに合わせ、3種類から選べます。
特長3. 高い作業性と運用しやすい設計
育苗、収穫作業が容易になり、清掃などのメンテナンス負担も減少。アクアポニックスにとって、重要な循環バランスが整いやすい設計なので、初めての方でも安心して導入できます。
詳細はこちら
「アクポニハウス」導入と組み合わせて利用が可能なサービス(アクアポニックスが学べる講座、導入支援コンサルテーション、生産管理コンサルテーション)もあります。「アクポニハウス」の詳細はこちらから
https://aquaponics.co.jp/aquponi-house
さまざまなシーンで活用できる
「地球と人がうれしくなるコミュニティファームを創りたい」、「無駄になっている工場等の廃熱・再生エネルギー・遊休地等を一次産業に有効利用したい」など、SDGsの理念に基づく新たな資源循環社会モデルとして、農業または養殖業に関わる事業、観光業(体験農業など)、地域おこし、途上国支援事業、障がい者の自立支援事業、健康・介護・リハビリ・やすらぎに関わる事業などへの活用も想定されています。
2022年1月、神奈川県藤沢市に「アクポニハウス」のモデル農園を開設し、アクアポニックス野菜の生産販売が開始される予定です。
株式会社アクポニ
世界におけるアクアポニックス(さかな畑)の普及へ向けての事業を展開
https://aquaponics.co.jp/